ファンの顔を見て、何かをする場が自分たちにとっての“幸せ”

うちダンサーズのメンバーを紹介し、一人でステージに残った内田は、前回のライブツアーから約1年半を振り返り「その間に、もうどうやってこれから頑張っていこうかなとか。本当に色んなことに悩んで、チームとしても色んな話し合いをして」「そうやってきた1年半だった」と吐露。「こうしてみなさんの顔を見てですね、気持ちを感じてライブをすることで『ああ、頑張ってきてよかったな』って。こうやってみんなと一緒に、何かをすることが僕たちの幸せなんだなって、そういう風に感じさせてもらうことができました」とファンへの感謝を伝えた。

その想いを精一杯届けるべく、歌い始めたのは心地よいアコースティックサウンドで始まる『You Are Special』。ステージから感じ取れるのは“当たり前の日常”が失われてしまった世界で、ファンとの繋がりを大切にし、ライブという空間にかける思い。気持ちを噛みしめるかのようにしっとりとした歌声を響かせる内田の姿を、客席はじっと見守る。

しんみりしたムードが一変、さわやかな恋愛模様を描いた『Kiss Hug』では、軽快なステップを刻み、甘い表情を客席へと向けた。

暗くなった場内で、スクリーンに再び映ったのは榎木とのドライブ映像の後半。目的地の河口湖へ向かう車内では、以前にもプライベートで「雄馬くんの運転で連れていってもらったことありますね」と榎木が告白。道中、プライベートで立ち寄ったほうとう屋を見かけた二人は、車内ではしゃぐ。

河口湖へ到着し、湖畔を巡る二人は富士山を見て興奮。リラックスした表情を浮かべながら現地を満喫する中、内田が「俺たちやっぱり相性バッチリだね」と語りかけると、榎木も「結婚するか」と冗談交じりに返した。

ライブも後半戦へと進み、七色のスポットライトに照らされて披露したのは『Rainbow』。前半から中盤にかけて目立ったダンサブルなステージングから空気も変わり、じっくりと曲を歌い上げる内田のヴォーカリストとしての一面を強調する。

続く『BRIGHT SIGN』では、スタンドマイクにエレキギターのスタイルでパフォーマンス。曲が終わってからのMCで「(ギターを)始めて半年ほど」と伝え「どうやって聴こえるんでしょう。ドキドキしますね」とつぶやきながら、照れ臭そうにギターをかき鳴らした内田。「夜な夜なギターを弾くのが楽しくて『ライブで挑戦したいな』と言ったら、1ヶ月前にも関わらず『じゃあ、弾けるように』と色々段取りを組み、ステージを作ってくれました」と明かした。

再びダンサーをステージへ招き「ここにいるみんなで、全員で内田雄馬になって帰ろうぜ!」「内田雄馬になって騒げ!」と鼓舞したのは、本編のラストを飾ったナンバー『equal』。ファンとの心をつなぎ合わせる2ndアルバムのリード曲を歌い終え、ステージをあとにした。