SABU監督「今を大切に生きれば、きっといい未来が待っていると思います。そんな作品です。」
2019年10月に行われた「シッチェス・カタロニア国際映画祭」のワールドプレミア上映に、石橋、SABU監督と共に出席したEXILE NAOTO。現地の雰囲気や反響などを聞かれると、「僕は初めて国際映画祭に行かせていただいたんですが、街がお祭りのようでした。夜の10〜11時くらいに到着したんですが、監督とロビーでお会いして『これから映画を見に行こうぜ』と言われて、『はい行きます!』と行ったら、そんな時間なのに人が多くて、いろんな映画館が映画を上映していて、活気があってすごく楽しかったですし、SABU監督のファンが海外にも多いんだなと実感したんです。昔のSABU監督の映画のパンフレットを持ってきた人が『ここにサインしてくれ』と来て。映画が海を越えて、いろんな人たちに届いているのを目の当たりにした初めての経験でした」と興奮気味に語った。
石橋は「現地の人たちと一緒に(本作を)観たんです。最後のシーンは、まだここでは言えないんですけど、NAOTO君の素晴らしいアクションシーンがあって、そこですごい拍手が起きていました。それを今日、皆さんも体感してください」とアピール。
SABU監督は、「シッチェスは何度か行っているんですけど、実際に参加するのは初めてで、すごく温かく迎えていただいて、拍手だったりが起こって嬉しかったですね。近くの海がヌーディストビーチだというので行ってみたら、男の人ばかりでなんじゃこりゃと思いました」と会場を笑わせ、EXILE NAOTOも「うん、そうでしたね」と爆笑。
集合写真の撮影を終え、最後にEXILE NAOTOは、「この映画は、コメディ、ホラー、ヒューマンドラマといろんな要素が詰まっています。そんな中で、主人公が一歩を踏み出して成長をするという物語を暖かく見守っていただき、皆さんも日々の生活の中で何か一歩踏み出す、元気をもらうきっかけになっていただけたらなと思います。『ダンシング・マリー』を楽しんでください!」と挨拶し、拍手に包まれた。
山田は「この作品は、足がガタガタ震えるようなホラーというよりかは、かつて人が人を愛して、それがまた原動力につながって最大の奇跡を起こすようなヒューマンドラマになっています。なので、いろんな世界線を見て楽しんでいただけたらいいなと思っております」と、このあと鑑賞に臨む観客を盛り立てる。
石橋は「今の日本にあるいろんな問題、たとえば差別とか格差であるとかの要素を、SABU監督がこの映画の中に込められたと思います。そこを鑑賞しながら感じていただければと思います」とメッセージ。
最後にSABU監督が、「人との出会いは偶然じゃなく必然。すべてに意味があって、それをどう活かすかが人生のポイントだと思います。僕自身そんなふうには思っていなかったけど、NAOTOと出会って、その出会いがこういう名作になったと実感しています。今を大切に生きれば、きっといい未来が待っていると思います。そんな作品です」と締めた。
「最高に面白い作品なので、ぜひ劇場でご覧ください」とSABU監督が力説する、生死を超えた「愛」のパラレル・ホラーがついにベールを脱ぐ──。
Information
『DANCING MARYダンシング・マリー』
11月5日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
EXILE NAOTO(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)
山田愛奈 坂東 希 吉村界人 / 石橋 凌
監督・脚本・編集:SABU エグゼクティブプロデューサー:EXILE HIRO
「DANCING MARY」製作委員会 :LDH JAPAN ローソン
制作プロダクション:ディープサイド 配給・宣伝:株式会社キグー 製作:LDH JAPAN
©2021 映画「DANCING MARY」製作委員会