ダンサー・KATSUYAより託された“ブレイキン”の難関課題
谷川からの稽古が終わると第二部の”パフォーマンス稽古”が開始。グループの振り付けを担当するダンサーでコレオグラファーのAnnaも登壇。第三回公演の講師として招かれたKATSUYAが力強いダンスを見せると、会場からは歓声が飛び交った。
稽古のお題は、2024年開催のパリ五輪で競技として正式採用された「ブレイキン」。「己の壁をぶち壊せ! ギリギリブレイキン!」として、事前にKATSUYAから託されていた課題の成果を発表した。
VTRでは、市川が以前「ブレイキンをやってみたい」と言っていたことをメンバーが明かした。KATSUYAがマスターしてほしいと託したのは「共通のステップ+各自違う大技」だ。市川は背中で回るバックスピン、鈴木は腕の力を使い体をひねるフリーズ、愛来はステップを決めながら手を軸に回る技、メンバーから「経験者」と持てはやされた小島は腕の力を使い体を中でターンさせる大技を、それぞれ課題として与えられた。
映像が終わり「ブレイキンってダンスを見たことがあり、感動が多くて」と振り返りつつ「いざ、自分たちがやってみたら、ちょっとね…」と語ったのは市川。愛来も「今までで一番難しい」と感想を吐露。メンバーをそばで見守ってきたAnnaは「難しそうなのと、何日か後にリハをやったらみんなが漏れなく全身筋肉痛だった」と明かし、愛来は「久しぶりに心が折れました」と話した。
ジャンケンで決まった順番で、メンバーが1人ずつ成果を披露。トップバッターの小島は、ワンピースのポージングを取り入れた振りつけを披露。「自分の好きなものをダンスに取り入れて、ちゃんとブレイキンで表現するのもよかった」と評価されて安堵。続く鈴木は「チャレンジしていただいた技。足を付いてやるのを教えたんですけど、足を離して腕だけでやってくれて。とてもビックリしました」と言われ、笑顔を浮かべた。
堂々としたパフォーマンスを見せた市川に対しては「今回教えたのがバックスピンという背中で回る技なんですけど、(ステージが)回りづらい床で。それでもあれだけ回れたというのはすごいので、ぜひ拍手していただきたいです」と評価。
足の負傷によりパフォーマンスできなかった愛来について「練習のとき上手かったからね。完治したらね」とつぶやいたメンバー。市川は「これで完治して、みんなできるようになったら、振り付けにも入れたい」と話す。