新木場への思いが詰まった青春感たっぷりのパフォーマンス

出演者は「リベンジ枠」(※2020-21Winter決勝戦/敗者復活戦、2021Summer決勝戦/敗者復活戦(予選含む)に出場予定だったチームに限る)16チームと、「ありがとう枠」(※USEN STUDIO COASTへの感謝を伝えたい全てのチーム)24チームに分かれており、前半は「ありがとう枠」から14チームがパフォーマンスを行った。

トップバッターの「Bombs!(筑波大学)」」は「ガールズルール」(乃木坂46)でステージ全体を効果的に使いながらパーティー感を演出。卒業アイドルソングの定番「10年桜」(AKB48)では、STUDIO COASTにかけた青春を噛み締めるように全力パフォーマンスを繰り広げた。

純白のドレスに身を包んだ「KORONA&DAKARA(C大学)」は、真紅のライトを浴びながら「赤いイヤホン」(アンジュルム)を情熱的なダンスで表現した後、一転してTikTokで人気の楽曲「すきっ!〜超ver〜」(超ときめき♡宣伝部)でキュートな側面も披露した。

「爆走☆ペデストリアン(筑波大学OG)」は、BPMの速い「最上級パラドックス」(わーすた)、「未確認中学生X」(私立恵比寿中学)でチーム名通り爆走ダンス、ラストは「マテリアルGirl」(PASSPO☆)で力強くこぶしを振り上げた。

5人それぞれが違うカラーの衣装を着て登場した「ヒトノカネデスシガタベタイ(C大学)」は、「未完成日記」(手羽先センセーション)と「夜明け Brand New Days」(ベイビーレイズJAPAN)の2曲を全身全霊で踊って、新木場に熱い思いを炸裂させた。

コラボチームの「青春は短し 踊れよ乙女」は3人で登場、「Shall we luce?」(Luce Twinkle Wink☆)、「アルティメット☆MAGIC」(i☆Ris)、「メロンソーダ」(夢見るアドレセンス)の3曲で、驚異的な運動量を必要とするダンスを笑顔で届けた。

マントを羽織って登場した「立教アイドル研究会(立教大学)」は、「宣戦 Brand New World !」(アップアップガールズ(仮))を勇ましく踊ったかと思うと、続く「イヤフォン・ライオット」(私立恵比寿中学)では軽やかなパフォーマンスで魅了した。

「1par=St.( A大学)」は、ドラマティックなサウンドの「ソンナコトナイヨ」(日向坂46)、「星空を君に」(AKB48)の2曲を、言葉の一つひとつを噛み締めるように表現力豊かなダンスで魅せた。

2人組のコラボチーム「ぴちきゃんでぃ」は、ステージ全体を使って跳ねるように「誰かがいつか好きだと言ってくれる日まで」(STU48)を披露した後、「Symphony」(Luce Twinkle Wink☆)で人形のように愛らしい動きでアイドル性を全開にした。

ソロで登場した「はなたん(F女学院大学OG)」は、呪いがコンセプトのアイドルユニット「じゅじゅ」の楽曲「黒糸」と「35席」をパフォーマンス。まるで何者かが憑依したかのようなトリッキーな動きとシアトリカルな展開で存在感を示した。

「花色日和OG(青山学院大学)」は、ロックテイスト全開の「シンデレラじゃいられない」(ベイビーレイズJAPAN)で、ギターサウンドに乗せてキレキレの動きを見せつけたかと思うと、「秘密インシデント」(≠ME)でバレリーナさながらの舞いを披露して、表現力の豊かさを感じさせた。

カラフルなメイド服を着た2人組のコラボチーム「めりさっぴ」は、馬のマスクを被ってステージに現れ、『ウマ娘 プリティーダービー』のイメージソング「うまぴょい伝説」(gal’up)という変化球で勝負。途中でマスクを脱ぎ捨て、曲に合わせてステージ全体を躍動。続く「アゲアゲマネー~おちんぎん大作戦~」(LADYBABY)ではデスボイスが随所に盛り込まれたサウンドに乗せてアクロバティックに踊り、ラストの「恋愛決壊警報」(君に、胸キュン)ではアイドルらしい正統派のダンスを繰り広げた。

「Lady Hz(S女子大学OG)」はスリリングなロックチューン「マナーモード」(アンジュルム)で緊張感みなぎるセクシーなダンスで挑発。「ジッパー」(NMB48)ではキャッチ―なサウンドに乗せて爽快感のあるステージングを繰り広げた。

「LiL MooN(専修大学OG)」は「夢幻クライマックス」(C-ute)でドラマのヒロインさながらに、2人組とは思えないほど物語性のあるダンスで大人の表情を見せる。「初日」(AKB48)では一転して、憧れのステージに立つアイドルの思いを歌った歌詞に寄り添うように、感情のこもったパフォーマンスを展開した。

大人数で構成された「成徳ロマンス(東京成徳大学)」は、「ロマンスのスタート」(乃木坂46)、「初めて虹を見つけた日のことを 今でも覚えていますか」(虹のコンキスタドール)と大所帯のグループの曲をセレクト。大人数にも関わらず息の合ったパフォーマンスは圧倒的だった。