序盤からファンを煽りまくって全力疾走

『Winds』と題された第2部は、「グロウアップ・マイ・ハート」でスタート。「波を揺らす風のように」「雨を降らす虎のように」と、この日の天候を表現したかのような歌詞が印象的で、「雨を降らせ!」とシャウトしながら、ファンの手拍子を煽る4人の雄姿はロックスターさながら。

続く「MICHI」では、めまぐるしく変化するフォーメーションダンスを披露しながら、ドスのきいた愛来のボーカルがソウルフルに響き渡り、「メタモルフォーズ」ではファンと一緒にジャンプする演出を取り入れる。さらに「轟音」ではタオルを振り回したり、ペンライトの動きに合わせてビシビシとラップを決めたりとステージ中を躍動。第1部の前半では多彩な表現力を見せつけたが、第2部は序盤からファンを煽りまくって攻撃的な姿勢を際立たせる。

迷宮に迷い込んだようなシアトリカルなパフォーマンスに目を奪われる「月並みファンタジー」。メンバー同士で抱き合うなど、狂おしいダンスが刺激的な「Dark Face」。オーロラを感じさせる幻想的なライトをバックに、メンバー一人ひとりが壮大に歌い上げる「STATEMENT」と、前半から中盤にかけてはドラマティックな構成によって、1曲1曲のパフォーマンスが心に刻まれていく。

「フロムレター」では、鈴木が切なさ、小島が透明感、市川が力強さと、それぞれ個性の違う歌声を響かせ、それに呼応するようにファンはペンライトを揺らす。

「Over the rainbow」は前半、愛来だけがステージに立って、ソウルシンガーさながらの奥行きのあるボーカルを縦横無尽に響かせ、途中で3人も加わって感動的なシーンを演出。

後半はレーザービームが交差する中、「RainMakers!!」でスタート。エネルギッシュなロックサウンドに合わせて、メンバーとファンが呼吸を合わせて同じ振りを踊る光景は壮観の一言。市川が激烈なデスボイスを爆発させるヘビメタ曲「ハイ・カラー・ラッシュ」でテンションを高め、ラストはポジティブなメッセージがギュッと詰まった「明後日の方向へ走れ」を、ステージ中を駆け回りながら熱唱した。

アンコールはTシャツにジーンズとラフな格好で再登場。かつてセックス・ピストルズのシド・ヴィシャスもカバーした名曲「My Way」をカッコよく歌った後、一転してアイドル性を全開にした「バカップルになりたい!」を可愛くパフォーマンス。そして「Staring at You」でファンと一緒にジャンプして会場のボルテージは最高潮に達した。