末っ子メンバーの苦労と、これからの野望

トークショーが終わると、フォトセッションと囲み取材が行われ、フォトセッションでは先ほどのトークでの福田のアドバイスに従って、糸原と岡本が初めてハグし合うポーズが撮られた。

「出版にあたって周りから反響はありましたか?」という質問に対して、糸原は「ツイッターで告知したところ、普段の5倍近く『いいね』がつきました」という。さらに先輩芸人で、吉本新喜劇では滑舌の悪さで笑いを誘う諸見里大介からも「リプライで『しゅごいね』といただきました」と明かす。

岡本も「連絡がほとんど取れていなかった地元の友だちが書店でこの本を見つけて、『これってどういうこと?』とLINEをくれて、やっと私の活動に気づいてくれた」と、この本がキッカケとなって友情が再確認できたと述べて、「またその友だちと遊びます」と笑顔を見せた。

今年の流行語大賞に「推し活」が候補に入り、「推し」という言葉が改めて注目されていることから、「いま一番の「推し」を教えていただけますか?」と質問されると、糸原は「最近ワンマンライブも無事に終わって落ち着いたので、まだ大好きな読書を始めています。特にホラーやグロ系の小説が好きです」と、意外な本の好みを語る。

さらに好きな作家を聞かれると、糸原は「貴志祐介さんの『黒い家』を初めて読んだ時、文章でここまで読み手の気持ちを大きく揺さぶることができるのかと衝撃を受けて、それから貴志祐介さん推しです」と、目を輝かせた。

フジファブリックの大ファンだという岡本は、「ツアーに必ず参加するほどフジファブリックが大好きなので、もしこの本がフジファブリックのメンバーに届いたら、むちゃくちゃ嬉しいです」と期待を込めた。

「次はどんな本を書きたいか?」という質問には、「エッセイを書いてみたい」と語る糸原。さらに岡本は「実は、私は腹違いの兄弟が10人もいる複雑な家庭環境に育っているので、そのことをネタにした自叙伝を出せたらいいな」と、驚きのエピソードを笑顔で披露して笑いを誘った。

現在もプロデューサーとして「つぼみ大革命」のイベント構成やコント台本を手掛けている福田は、糸原と岡本に対して「頼もしくなったと思います」という。

「2人は『つぼみ大革命』の末っ子というか、最後に参加したメンバーなので、練習には誰よりも早く来たり、終わったらモップをかけたりして、苦労していたんですね」と振り返る福田に、2人は「そんなところまでちゃんと見てくれたいたんですか?」と、驚きと喜びが入り混じった表情を見せた。

「そんな雑魚キャラだった2人が、まさかこんなに成り上がるとは。フワフワしているように見えて、芯が強くしっかりとした2人なので、こうしてちゃんと結果が出たんだと思います」と、福田は後輩たちの成長を笑顔で語り、さらなる活躍に期待を寄せた。

「つぼみ大革命」の絆の深さを改めて感じさせるイベントとなり、大団円のうちに幕を閉じた。

Information

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Reporter:Atsushi Imai