学生限定ライブにちなみ「部活」トークで華を咲かせたメンバーたち
ネオ・トゥリーズの「キーンコーンカーンコーン」という第一声を合図に、MCのコーナーに。メンバーそれぞれ「休み時間だ!」と口にして、イトー・ムセンシティ部が「学生のみんな。こんにちは!」と元気よく挨拶。学生限定ライブならではの「部活」をテーマにしたトークで盛り上がる。
バレーボール部だったイトー・ムセンシティ部は「中学校で2年やって、途中で嫌になってやめちゃった」と告白。「好きだったけど、女子バレーボール部ってよくこじれるんだよね」と同意を求めるも、メンバーが「学校によりけり」とフォロー。
ソフトテニス部に所属していたネオ・トゥリーズは、同じ部活で今まさに汗を流していると手を上げてアピールした観客を見付けて興奮。メンバーから「テニスっぽい」と言われ「ちょっと日焼けしたりしてるよね」と語る。
トギーが「美術部」だったと打ち明けると「意外なんだけど」という周囲の声が。「ひたすら線をまっすぐ引く練習とかしてた」と振り返ると、メンバーからは「今度トギーの本気(の絵を)見てみたいよね」と声が上がり、トギーは「頑張ります!」と元気よく宣言する。
バドミントン部の経験があるチャントモンキーは「中学になかった」というメンバーの話を聞いて驚き。「経済的な話になっちゃうんだけどね。シャトルが高いんだよ。どんどん値上がりしてる」と、経験者ならではの“あるある”を披露した。
MCの時間を惜しみながらも、終盤戦のパフォーマンスへ。トギーの「猫ちゃんになる時間だよ」という掛け声を合図に始まったのは、ポップでエモーショナルなナンバー『LOVELY LOVELY』。たがいに腕を組み合うチャントモンキーとトギー、ネオ・トゥリーズとイトー・ムセンシティ部。曲中では、メンバーの顔に自然と笑顔が浮かぶ。
疾走感ある青春チューン『GOiNG ON』で、たがいにハイタッチするメンバーたち。鮮やかなスポットライトの光を浴びて左右に腕を振ると、客席の動きもシンクロしていく。その光景はさながらグループの“アンセム”のようで、会場全体の一体感を生み出す。
軽快なリズムながらメッセージ性の強いナンバー『BASKET BOX』では、トギ−のヴォーカルにイトー・ムセンシティ部のロングトーンが重なる。
メンバーの誰もが、真剣なまなざしで客席をまっすぐ見つめながら歌い上げたのは『I WANT TO DiE!!!!!』。続く『TOUCH ME』では可憐に力強く、スポットライトで水色に照らされた光景が目に焼き付く。
本編のラストを飾ったのは『BiS-どうやらゾンビのおでまし-』。繰り返される<行かなくちゃ 僕ら>のフレーズに併せてメンバーも観客も手を振り上げ、会場は一体感に包まれた。