『We Just Don’t Care』は僕たちが歩んできた道をなぞっているかのような構成

――12月15日にDigital Single『We Just Don’t Care』がリリースされます。どういったテーマの曲になるのでしょうか?

HAYATO いろんな人の背中を押してあげたいという思いで作った曲です。人生は選択の連続だと思うんですけど、そういう選択の時はチャレンジするのが怖くなったり、つい周りと比べて不安になってしまう。大きな夢を持っていても逃げてしまいそうになることはあると思います。僕たちも夢を追っているなかで、挫折や迷いを感じることがあるので、僕たち自身もこの曲に背中を押してもらって、皆さんにも勇気や希望を与えられたらという曲になっています。

HAYATO

――バラード調の楽曲ですが、曲に込めたメッセージがストレートに伝わってきました。

HAYATO ボーカル3人の歌声がすごく効いていると思います。ラップでは自分の弱いところだったり、弱気な心情を歌っているところがポイントです。「ボヤけ始めた夢」とか、自分を隠してきたから自分を知らなかったとか、自分の心に対して歌っています。逆にサビはみんなの背中を押すような前向きな歌詞になっているので、その対比やストーリー性が聴きどころです。

EIKU これまでサビでファルセットを使う曲はあまりなかったんですけど、今回は全部ファルセットになっています。歌詞も「ずっと変わらないことをWe trust」「誰かに試されても」という感じで、HAYATOも言ってくれたようにいろんな方たちに選択肢を言われても、自分の意志だけは曲げずに頑張ってもらいたいというメッセージが込められているので、そういったところもポイントだと思っています。

EIKU

REI 今回はメロディーラインもにぎやかで、しっとりと聴かせつつ、励ますような歌。今までは強い曲調の楽曲が多かった分、こういった二面性を見せることで大切なことを伝えていけるかなと思っています。

――本作は作詞・作曲・編曲を『I’M SWAG』からおなじみのJUNEさんが手掛けています。

TETTA JUNEさんからは毎回、レコーディングの時に細かい歌い方や技術を学ばせていただくことが多いです。プライベートで一緒に食事にも行きますし、優しいお兄さんです。

――公私含めていろいろとサポートをしてくれているんですね。パフォーマンスに関しては、どういったところを見せていきたいと考えていますか?

NAOYA 僕らはさとり少年団とEBiSSHが合体してONE N’ ONLYになりました。この曲のパフォーマンスもそういった僕たちが歩んできた道をなぞっているかのような構成になっています。だからこそ感情が入れやすく、曲の世界観に入り込みやすいものになっているので、そういうところは注目してほしいです。あとはバラードで皆さんの背中を押すような楽曲なので、構成もシンプルでありながら繊細に動くところがポイントになるかなと思います。

NAOYA

TETTA 一人ひとりがフォーカスされている曲で、構成の面でいうと演技の要素も入っていて、ストーリー性があります。その部分にこだわったのは多分初めてなので、パフォーマンスは見ていて飽きないものになると思います。