オープニング4曲から変幻自在に魅せる
アコースティックなインストゥルメンタルBGMに乗せて、ステージ上ではクリスマスツリーをかたどったイルミネーションが光る。黒を基調としたシックな衣装に身を包んだ4人が登場。オープニングナンバー『雑踏の中で』をしっとりと歌い上げた。
鈴木が「メリークリスマス」とささやきスタートしたのは、ポップで力強い『バカップルになりたい!』。曲中では市川と鈴木、愛来と小島がそれぞれ手を繋ぎ合い、目を合わせながらパフォーマンスを繰り広げる。
「盛り上がっていくぞ!」と市川の力強い煽りからスタートしたのは、激しいサウンドが続くアッパーチューンの『Rain Makers!!』。メンバーもペンライトを手にしながら踊り、続く『Lucky Number』で空気は一変。落ち着いたダンスナンバーで、客席との一体感を生んだ。
MCを挟んでの『BAD GIRL』では艶っぽく、浮遊感ある『ミクロコスモス・マクロコスモス』ではフォーメーションを代わる代わる変えながら舞い踊る。
続く『月並みファンタジー』では物語のような歌詞に合わせてそれぞれが演じるように歌い、ラップも交えた『アダムスキーじいさん〜ハムとみかん〜』では市川と小島の2人が軽快な掛け合いを見せる。
メンバーのハーモニーが冴えるバラード『Over the rainbow』で、しっとりとした空気に包まれる会場。流れるように続いた『フロムレター』では小島の「さあ、みんな一緒に振るよ」の声を合図にして、ステージと客席が左右に揺れるペンライトの光で一体に。
愛来の「みんな本当にメリークリスマス!」の掛け声で始まった『メタモルフォーズ』では、ステージからの煽りを受けて観客がクラップとジャンプを繰り返す。メンバーは何度も「飛ぶよ!」と連呼し、決意を込めたナンバー『STATEMENT』では横一線に並び力強く腕を掲げた。
鐘の音と共に場内は暗転。メンバーは一時、ステージからはける。聖歌のような曲へ切り替わってから数秒、静と動のメリハリ効いたパフォーマンスで見せる『DROP DROP』では曲に合わせて拍手の音が響き渡る。
しなやかに舞う『SENSITIVE』ではクールに。続く『MICHI』ではクラップと同じ振り付けで客席と一体になり、ディスコ調のダンサブルなナンバー『DISCO-TRAIN』を歌い上げ本編を締めくくった。