2021年の集大成を存分にみせつける

メンバー写真が10年前から現在へとメタモルフォーゼして微笑むオープニング映像が流れると、メンバーカラーの5色に光り輝く巨大ミラーボールがオープンして5人が登場。アメリカをテーマにした王道ディスコチューン曲「Dance Dance Dancing!」で、11年目のスタートを晴れやかに、華やかに飾る。曲の後半には、29人のキッズダンサーがステージに飛び出してくるスペシャルな演出も。そして「『DANCE DANCE DANCE』始まりました。楽しんでいきましょう!」というカイの言葉から始まった「Magnifique」が、爽快な疾走感で曲のモチーフになっているニューカレドニアの美しい風景を脳裏に浮かばせる。大きなステージに端から端までズラリ並んで踊るキッズをバックに、5人はアリーナ客席に突き出た花道を笑顔で進んで、ボーカルのタカシは“もっと誇ってジブンを”“you are so beautiful”と高らかに歌唱。

そんな感動的シーンの直後には鉄板曲「超えてアバンチュール」を特効と共に投下。声が出せない8号車から事前募集したコール音声が鳴るなか、センターステージで勢い満点のパフォーマンスを繰り出し、ペンライトの海を大きく揺らしてみせる。続く「OVER DRIVE」もいつになくハイテンションで、懐からピースサインを笑顔で取り出し、拳に尽きせぬ夢と希望を乗せて全力で突き上げる。さらにアルバムのリード曲「같이 가자(カチ カジャ」」をクールに魅せつつ、“離れてたって繋がってる”と熱いメッセージを投げかける。