クリスマスイブを彩る華やかな衣装とパフォーマンス

2021年12月24日、聖夜の夜を彩る虹コンのワンマンライブがSpotify O-EASTで行われた。ステージにはクリスマスらしい装飾が施され、ロマンティックな気持ちを盛り立てる。開演時刻になると、ステージ裏からメンバー全員の掛け声が響き渡り、客席から温かい拍手が沸き起こる。

煌びやかなミラーボールに照らし出されて登場した13人は、それぞれデザインの違う赤色を配したクリスマス仕様の衣装を身にまとい、華やかなムードの中、『恋・ホワイトアウト』で幕が開ける。キュートな歌声と、トライアングルを効果的に使ったフォーメーションで、ピュアな恋心を表現する。

軽快なスカビートが心地よいパーティーチューン『パウダースノーランデブー』では、舞踏会さながらに入れ代わり立ち代わりメンバーが交差し、それに合わせて客席では色とりどりのペンライトが乱舞。

『ふたりのシュプール』では、ゲレンデにシュプールを描くように、ステージ全体を使って流れるようなダンスや、躍動感のあるジャンプを決める。後半、ギターの小気味よいカッティングによって一転してファンキーになるパートでは、隈本茉莉奈と大和明桜が息の合ったラップで彩りを添える。

ウィンターソング3曲で幕を開けた後、MCに突入、的場華鈴の「せーの!」から、「メリークリスマス!」とメンバー全員が叫んだところで自己紹介タイム。大和が「衣装もスペシャルなクリスマスです。例年、サンタさんを着がちですけど、今回はパーティーっぽいです」と衣装を紹介。岡田彩夢が「茉莉奈が一人だけセレブレーションパーティー」と大人な雰囲気を醸し出す隈本の衣装を評すると、隈本は黒のロンググローブが私物であることを明かす。さらに今回の衣装がレトロっぽいという話題になると、清水理子が「レトロっぽい格好をすると、いつも一番似合うと言われて複雑な気持ち。さっきも、もふくさん(※虹コンのプロデューサーを務める、もふくちゃん)に『本当にこの衣装が似合うよね。その時代の人みたい』と言われました」と嘆き、なぜか会場からは盛大な拍手が。

ここで「虹マジ」ことBS11で放送中の「虹のコンキスタドールが本気出しました!?~Next Stage~」の番組内企画でMVPを獲ったメンバーをフィーチャーしたご褒美ステージに突入。

まずは11月の放送回「虹コン論客ィーン選手権」の1対1で相手を論破するディベートバトルで勝者となった鶴見萌が、大和、中村朱里、山崎夏菜、蛭田愛梨の4人をバックダンサーに従えて、『大キライでした。』を披露。カラフルに変化するライトを浴びながら、アダルトなパフォーマンスで魅了する。

続いては、2日前の12月22日に放送された替え歌選手権で、一人だけ気合いの入った替え歌をフルで作ってきて文句なしのMVPを獲得した神田ジュナが、ディスコナンバー『ジャスナウ!』でセンターを務める。神田は8月1日に加入したばかりの新メンバーだが、そんなことを全く感じさせない貫録で、狂おしいパフォーマンスを展開。12人のメンバーも、入り組んだフォーメーションとファッションモデルさながらのポージングで神田をサポートする。