2021年は虹コンの土台・基礎がぐっと上がった | Interview 日本武道館公演に向けての意気込みを熱く語る 虹のコンキスタドール（的場華鈴　鶴見萌　桐乃みゆ）

2021年は虹コンの土台・基礎がぐっと上がった

――2021年を振り返って、それぞれ印象的だった出来事を教えてください。

桐乃　私は何と言っても虹コンに加入したことが一番大きな出来事でした。あと現在の14人体制になってから、TIFのステージに立てたことも印象に残っています。メインステージの立つのは初めての経験で、うれしい気持ちと、虹コンのメンバーとして立てている不思議な気持ちの両方があって感慨深かったです。

鶴見　久しぶりにツアーや特典会で、全国のいろんなところに遠征できたのが印象的でした。私は遠征大好きマンなので、現地の方々と楽しい思い出を作れたのがうれしかったです。

――遠征先で特に思い出に残っている場所はどこですか？

鶴見　福岡はヤバかったです！メンバーを連行して1日5食ぐらい食べていました。

桐乃　萌先輩がお店を予約してくれたり、「美味しいらしいよ」って知らない店を見つけてくれるんです。私たちは「美味しいものを食べられるなら行きます」って感じで従うのみというか（笑）。萌先輩についていったおかげで、美味しいものをたくさん食べることができました。

――どういうお店にメンバーを連れて行ったんですか？

鶴見　予約したのはモツ鍋のお店なんですけど、それ以外にも明太子パスタのお店、鶏皮が美味しいお店など、「ここ行く人！」とメンバーを募って、いろいろ食べに行きました。私は力を抜くと胃下垂でポッコリするタイプなので、MCの時に福岡のみなさんに披露しました（笑）。

的場　福岡と言えば、先ほどお話にも出た隈本茉莉奈が福岡出身で、福岡で虹コンが出演した対バンライブでは結音も出演したんです。そういう兼任メンバーが増えたのも2021年でうれしいことの一つです。あとラジオを含めてレギュラー番組が増えたことも印象深いです。個人として一人ひとりのメンバーが、自分の得意なフィールドに出て行って、虹コンという名前を世に知らしめて、何かしらを学んでグループに戻ってくるというのが少しずつできるようになりました。それまで、ねもちゃん（根本凪）がでんぱ組.incさんとの兼任などでやってきてくれたことを、各メンバーができるようになってきたのは大きな収穫でした。なので2021年は、虹コンの土台・基礎がぐっと上がったと思いますし、番組のトークやライブのMCでもメンバーの立ち位置がはっきりしてきました。

――新メンバーの石原愛梨沙さんと神田ジュナさんは、どんな立ち位置なんですか？

的場　2人ともボケですね（笑）。これまでもボケ担当のメンバーはいましたが、ちょっと種類が違います。2人は現役大学生なので、大学生らしさ、若い力みたいなものをすごく感じるパワー系のボケです。

――最後に2022年の抱負をお聞かせください。

桐乃　2021年は毎日一生懸命で、みんなについて行くことに必死で、あまりグループのことについて考える余裕がなかったんです。４月に武道館公演もありますし、もっと自分がステップアップして、虹コンに貢献するためにはどうすればいいのかを、しっかりと考えて、それを行動に移せるような2022年にしたいです。

鶴見　2022年は虹コンに捧げる一年にしたいなと思っています。2019年に大学を卒業して虹コン一本でやっていましたが、グループ内では最年長のわりに自由気ままに生きているタイプでした。でも今年は武道館もあるし、虹コンに集中して、みんなを引っ張っていけるようにしたいし、毎日、寝ているときも虹コンのことを考えているようになります！

的場　武道館をやるっていうことをきっかけに、メンバー全員が心境の変化だったり、何か分岐点になることが絶対にあると思うんです。私は、そういうことを自由に、自分らしくやりたいように考えられるグループにしていきたいです。数年前まで虹コンについて考え過ぎるあまり、みんなを窮屈にさせすぎてしまった部分もあって、それを今でも反省しているんです。なので、ちゃんと自分の時間も作った上で好きなことをやって、それを仕事にも繋げていってほしいです。