恋愛に大切なのは程よい距離感と思いやり

――著書『あなたの居場所全てが開運スポットになる琉球秘術』は、どんな人でも実践しやすい内容だと感じましたが、本書の中でキーワードとして扱われている「気」とはどのようなものなのでしょうか?

シウマ 気とは目に見えないもののように思えますが、実は目に見えるように変化するものなんです。あの人は気難しいよね、気さくだよね、元気だよね、というのは全部「気」で、「気難しい人だから言葉に注意しよう」とか「気さくな人だからフレンドリーにしても大丈夫」とか、その人の動きを見て行動を変えますよね。気は曖昧なものであることには間違いありませんが、人の動きや性格を把握していれば分かりやすくなります。

――パワースポットでも、気がたまるという言い方をしますね。

シウマ 気が集まっているかいないかは、人気があるかないかです。これは居心地の良さを重要視します。だいたい10人中8人が良いという場所は、エネルギーの良い場所なんです。気持ち悪い、居心地が悪いというのも気が関わっています。

――本書では、琉球風水においては決まりごとよりも居心地の良さが重要だと書かれていました。たとえば、決まりごとでは良くないとされていても、本人がそれを心地良いと感じている場合はどうなのでしょうか?

シウマ 一応決まりごとが優先ではありますが、琉球風水はあくまでも自分の気持ちや居心地のよさが大切というところがあります。ですが、もっと大きな部分、自然との共存や周りとの共存という観点から見れば、その共存や調和を乱すような動きをする居心地の良さはまた違ったものになってきます。

――環境に関わるような部分になると、意識的に自分を変えていかなければならないんですね。

シウマ 共存していかないといけませんからね。この空気感になじまなきゃいけないという気づき、気分を害させない、気分を整えるというのも気とつながってきます。特に家など、自分の気心が知れたような人たちと行動するのであれば、みんなにとって居心地の良い場所を作り上げることがベストになります。

――恋愛では特に気を使うことが重要だと書かれていますが、どのくらい気を使うのが良いのでしょうか?

シウマ すべての物事において重要なのは、思いやりだと思っています。恋愛の場合も、これ以上気を使うと逆に嫌がられてしまうだろうな、というお互いの程よい距離感をバランスよくとれるのが思いやりです。それを超えると、今度は争いになりますからね。こんなに愛しているのに、こんなに愛情を注いでいるのにどうして、と。愛につながる言葉は争いが生まれてしまうので、思いやりくらいが一番程よいのではないでしょうか。

――気疲れしない程度が良いんですね。

シウマ そうですね。恋愛においては、まず自分のエネルギーが整っていないと相手に対する思いやりや気遣いも配ることができません。気配りができる人は気が充満しているからこそできるんです。だからこそ、自分のエネルギーを高めていくことがこの2022年のテーマになってきます。長所短所、得意不得意をしっかり把握して自分自身を見つめ直すことが重要な一年です。