「今日好き」のリアルイベントで影響力の大きさを知る

――学生時代のお話をお聞きします。高校は通信制だったそうですね。

仲本 中学時代は夢や憧れの職業もなかったので、ふらふらしていました。あまり勉強に熱心ではなかったんですが、周りとは違うところに行きたいと思って、友達が誰もいない通信制を選びました。

――中学生からSNSはやっていましたか?

仲本 軽くはやっていたんですけど、ハマるってほどでもなく、友達と一緒に撮った写真を上げるぐらいでした。転機になったのは高校生になってTikTokを始めたことで、すぐに今の所属事務所の方から声をかけていただいたんです。といってもTikTokは友達と趣味で始めただけですし、芸能という仕事にも興味があったわけではなく、ちゃんと返事をしていませんでした。しばらく経って、やりとりしていた方から、「広島に行きます」というメッセージがあって、せっかくの機会だし、他にやりたいこともなかったのでお会いしました。そしたら会った1週間後には東京にいたという急展開で(笑)。

――どういう経緯があったんですか?

仲本 「1週間後に大きなイベントがあって、こういう先輩がいるんだけど見に来ないか?」とお誘いをいただいたんです。そのときに改めてお話を聞いて、退屈とか暇が嫌いなタイプだったので、「変わったことができるなら行こう!」みたいな感じで。親とも相談をして、高校1年生の終わりに上京して、事務所に所属することになりました。

――地元にいた時は東京への憧れはありましたか?

仲本 特になかったです。東京に住んで3年以上経ちますけど、いまだに夜景を見るたびに「自分は東京にいるんだな」って不思議な気持ちになります。

――多くの人に知られたきっかけとして「今日、好きになりました。」の出演がありますが、出演する前から恋愛リアリティーショーは観ていましたか?

仲本 それが全く知らなくて。事務所から「『今日好き』という番組があるんだけど出る?」と打診があって、友達に聞いたら「知ってる!」と。小さい頃から目立ちたがり屋なので、じゃあ出てみようかなと出演を決めました。

――恋愛する姿を見せることに恥ずかしさはありましたか?

仲本 なかったです。良くも悪くも後先を考えないほうなので、「見て見て!」ぐらいの感覚でいました(笑)。いざ配信されてみると、SNSではコメントがリアルタイムで見られるので、冷や冷やして手汗をかきました。「今日好き」には2シーズン出させていただいて、当時は配信後にリアルイベントもありました。ランウェイに立ったときの歓声がすごくて、改めて影響力のある番組なんだな、この世界はすごいなって身に染みて感じました。