憧れの竹達彩奈さんとの共演

――「仮面の少女」を演じる上で意識したことなどを教えてください。

丹生 普段は「明るい声だね」と言われることが多いので、低い声を出すことに苦戦しました。アフレコ現場では自分の想像とは違った部分もあったので、「こうやって作っていくんだ!」と思いました。でもスタッフさんが優しく教えてくれたり、季節のお菓子とかいっぱい差し入れをくださって(笑)。初の劇場版のアフレコ、しかも長時間の収録ということで緊張もありましたが、温かく迎えてくださったおかげでほぐれました。家では毎日朝早く起きて、いつものボイトレに加えて発声練習を入念にしていました。

――現場に入るまでに特に意識されたことはありましたか?

丹生 走っている時など、セリフにない言葉がアニメ作品ならではと思います。「普段意識してない音があってこそ現実で、だからリアルさが出るんだ」ということに気づきました。前日は「明日アフレコじゃん!」と頭がいっぱいだったんですけど、いざ当日ブースに入って声を出していたら、楽しい気持ちが大きくて、ずっとワクワクしていました。これからもこういったワクワクした気持ちを大事に生きていきたいなって本当に思いましたし、いい刺激になりました。

――憧れの竹達彩奈さんと、声で共演できましたね。

丹生 一視聴者として竹達さんが出演されているアニメを見ていたので、「掛け合ってる!」のは本当に夢のようで、いまだに信じられません。

――初めてお会いした時はドキドキでしたか?

丹生 本当に緊張しましたが、竹達さんは優しくしてくださって「なんて気さくでフレンドリーな方なんだ!」って思いました。いろいろなお話をした時に、たくさんの共通点があることが分かって、「今度一緒にご飯いこうね」と言ってくださったんです。インタビューでご一緒したとき、竹達さんが大好きだというお弁当を初めて食べたんですけど、「これを丹生ちゃんに食べてもらえて嬉しい!」と言ってくださいました。共演させていただけて幸せです。

――竹達さんが出演されている作品のなかでも特にお気に入りの作品はありますか?

丹生 「けいおん!」が大好きです。「けいおん!」の曲は中学生の頃から聴いていて、カラオケでも「ふわふわ時間」などをよく歌っていました。だからアニメ好きのお兄ちゃんに「竹達さんと一緒なんだよ!」と自慢したら、「マジかよ、すごいじゃん!」と喜んでくれましたし、「ずるいよ!」と羨ましがられました(笑)。