日頃から細やかな気配りをされている声優さんにリスペクト

――アニメ好きの丹生さんですが、試写で今回の作品をご覧になっていかがでしたか?

丹生 自分が参加しているアニメが上映されて、映像が流れた瞬間に涙が出てきました。自分のセリフの第一声が来るまでは、ずっとずっとずっとドキドキしていたのですが、自分の声が聞こえたとたんに「アニメの物語の中に自分が本当にいるんだな」と実感できました。その後は素直にストーリーを楽しませていただいて、物語の面白さ以上に、たくさん流れてくる「DEEMO」の楽曲が心地良かったです。明るい曲や暗い曲、激しめの曲に感情が乗っかったような気持ちでハラハラしてしたり、普通のアニメとはちょっと違うなと。音楽ゲーム原作ということもあって、音を楽しめる作品だなと感じました。

――今回の作品で特に好きなシーンを教えてください。

丹生 木がどんどん伸びて大きくなっていくシーンがすごくきれいで好きです。「DEEMO」の音楽が流れる中、吸い込まれるような映像美でした。アフレコの段階では、まだ白黒の絵コンテの状態だったので、こんな映像になるとは想像できず、こんなにリアルだなんてビックリしました。キャラクター・Deemoの指先の一つひとつの動きも滑らかで、想像以上でした。

――本作のキャラクターで「仮面の少女」以外でお気に入りのキャラクターは誰でしょうか?

丹生 圧倒的に猫のぬいぐるみ・ミライです。ちょこちょこ歩く姿も性格も可愛いし、いい子なんだろうなって。ほっぺをふにょ〜んと伸ばされている姿も可愛いので、私もしゃべるぬいぐるみが欲しいって思いました(笑)。

――本作に出演して、声のお芝居についてどう感じましたか?

丹生 難しさを実感しました。たとえばドラマは映像なので、表情や声、動きなど、視覚からの情報がありますが、アフレコは声のみなので。以前、声優の平野綾さんとご一緒させていただいた時にも、たくさん質問したことを覚えています。「喉のケアはどうされているんですか?」という質問には、「水筒を持ち歩いている」というお答えだったんですが、今回共演させていただいた山寺宏一さんもマイ水筒を持ち歩いていらっしゃいました。日頃から細やかな気配りをされている声優さんにはリスペクトでしかありません!

――今後も声のお仕事に挑戦したいですか?

丹生 挑戦したいです。本作をきっかけにアフレコが楽しくなったので、もっと声で表現していきたい、伝えていきたいという気持ちが強くなりました。

――今後どんなキャラクターを演じてみたいですか?

丹生 青春アイドルに出てくる等身大の女の子です。あと、子ども向けのアニメにも挑戦してみたいです。