初代ウルトラマンが一番好き

――土屋太鳳さん演じる妻の雨音ユキノに対しては、一見ドライなようで執着もしている、複雑な関係ですね。

濱田 特に夫婦喧嘩をするわけでもなく、夫婦らしいシーンも一つもなかったので、正直あまり夫婦感を感じずに終わってしまったなというか。特殊な夫婦ですね。難しい関係性なんですが、現場では明るい太鳳ちゃんのおかげでオンオフが切り替えられて助かりました。

――一方、山田涼介さん演じる帯刀アラタにも複雑な思いを抱いていますが、どのような気持ちで演じましたか?

濱田 雨音は暗躍している男という設定でほぼ内閣にいますし、アラタたちの現場にもあんまり行かないんです。だから山田くんとの共演シーンは少ないんですが、「山田くんってナイスガイ!」っていう気持ちが出ちゃっても嫌ですし。

――一緒のシーンだと山田さんへの気持ちが抑えきれないということですか?

濱田 はい。「山田くんLOVE!」っていうのが滲み出ちゃいそうなので、シーンが分断されていたのは助かりました。

――濱田さんは『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』にご出演されていますが、昔から特撮映画、怪獣映画はお好きでしたか?

濱田 ウルトラマンが大好きでした。レンタルビデオ店へ行って、古いのばかり観ていました。初代ウルトラマンが一番好きです。

――ではウルトラマンの映画に出演が決まったときは嬉しかったですか?

濱田 嬉しかったですね。ウルトラマンは、お仕事としては2本目でした。あまりに好きだから、別日で撮っている戦いのシーンの見学もさせてもらいました。

――特撮シーンはいかがでしたか?

濱田 僕は「ウルトラマンガイアと会える!」って喜んでいたんですけど、スーツアクターの方がものすごく律儀な方で、「今回出演している岳くんだよ」って紹介されたら、目の前で脱いじゃったんです。汗でビチョビチョの方が出てきたのをすごく覚えています(笑)。10歳だったので、特撮だということは当然分かっていたんですが。

――土屋太鳳さんも『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』でヒロインを演じていらっしゃいました。

濱田 そうなんです。太鳳ちゃんも僕がウルトラマンの映画に出てたのを知っていて、「出てましたね!」って言ってくれました。

――土屋さんはウルトラマンシリーズのファンとしても知られています。

濱田 すごい熱量でした。あんなにウルトラマン映画のことを前のめりに話されたことがないので、「何なんだろうこの子」ってちょっと引きました(笑)。