今でも“堀田真由”として人前に出るのは恥ずかしい

――この世界に入った経緯をお聞きしたいんですが、俳優を志したのはいつ頃ですか?

堀田 もともとファッションが好きで、ファッション誌のモデルになりたいと思っていました。幼少期にクラシックバレエをやっていたのもあって、表現することが大好きだったんですが、ファッションもお洋服で表現するという意味では一緒だなと。ただ中学生のときに、声や表情で表現することにも興味が出てきて、俳優もやってみたいと思うようになりました。それで自分からオーディションを受けに行きました。

――もともと人前に出るのは得意なほうでしたか?

堀田 昔から好きだったみたいです。ただ矛盾しているようなんですけど、人前に出るのは恥ずかしいんです。一つの役柄になりきれるバレエや俳優は、自分じゃない人の姿になれるので、思う存分に表現ができます。なので今でもバラエティーなどに“堀田真由”で出ると、とても緊張してしまうので自分でも不思議だなと思います。

――学業とお仕事の両立はいかがでしたか?

堀田 私は高校2年生のときに上京して、東京の高校に通うようになったんですけど、地元で通っていた学校とは選択した授業も違ったんです。そのため、1年生に習うことを2年生で履修しなきゃいけなくて、土日も学校に行ったり。テスト期間中もセリフを覚えなきゃいけなかったので、あまり遊んだ記憶はありません。学校か現場かレッスンかという毎日でした。

――過密なスケジュールだったんですね。

堀田 でも、この仕事をやりたいと思って東京に出てきた訳ですから、強い志がありましたし、現場に行けることが嬉しかったです。

――最後に進路を検討している読者にメッセージをお願いします。

堀田 今までの人生を振り返ってみると、ちょっとしたことが今に繋がっていますし、どんな経験も無駄なことはなかったんだろうなと思います。この仕事をやりたいという強い思いとそのための努力は、自分にとって財産になりました。なかなか夢を叶えることは難しいですけど、毎日が明日へ、未来へと繋がっています。たとえ叶わなかったとしても、その努力は自分に戻ってくると思います。人生は、どういうきっかけがあるか分からないので、進路について悩んでいらっしゃる方は、ぜひ『ブルーサーマル』を見て、前向きな気持ちになっていただけたら嬉しいです。

Information

『ブルーサーマル』
2022年3月4日(金)ロードショー

出演:堀田真由 島﨑信長 榎木淳弥 小松未可子 小野大輔
白石晴香 大地葉 村瀬歩 古川慎 高橋李依 八代拓 河西健吾 寺田農
原作:小沢かな『ブルーサーマル ―青凪大学体育会航空部―』(新潮社バンチコミックス)
監督:橘正紀 脚本:橘正紀 高橋ナツコ
主題歌:「Blue Thermal」SHE’S(ユニバーサル ミュージック)
挿入歌:「Beautiful Bird」SHE’S(ユニバーサル ミュージック)
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
©2022『ブルーサーマル』製作委員会

高校時代、バレーボール一筋で頑張ってきた都留たまき。サークル活動や恋愛などで充実した、“普通の大学生活”に憧れ長崎から上京するも、入学早々とある事故でグライダーを傷つけてしまい、その弁償のために“体育会航空部”の雑用係をすることに。思い描いていた大学生活とはかけ離れた環境に不満を抱いていたが、主将である倉持の操縦するグライダーで初めて《空》へ飛び立った瞬間から、一面に広がるその美しさに魅了されていく。

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堀田真由

女優

1998年4月2日生まれ。滋賀県出身。本作が声優初挑戦となる。数多くの大作・話題作に出演しており、いま最注目の若手演技派女優。主な出演作に連続テレビ小説「わろてんか」「エール」(17、20/NHK)、「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」(19/NTV)、「いとしのニーナ」(20/CX)、「危険なビーナス」(20/ TBS)、映画『かぐや様は告らせたい』シリーズ(19、21)、『劇場版殺意の道程』、『ライアー×ライアー』、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』、『ハニーレモンソーダ』(21)など。ゼクシィ13代目CMガールに就任(20、21)。

Photographer:Yuta Kono,Interviewer:Takahiro Iguchi, Stylist:Arata Kobayashi(UM), Hair&Make:Ayaka Sugai