優勝後には初の囲み取材

囲み取材には優勝コンビの宛先プレーンに加え、メッセンジャー・あいはら、ザ・プラン9・お〜い!久馬、笑い飯・哲夫、滝音が登場。NSCの講師を務めるあいはらは、コロナ禍もあってライブでネタを見たのは初めてと明かし、お客さんがいるかいないかで、芸人の出す力は全く違う、それはNSCの生徒も同じと話し、彼ら(宛先プレーン)がこんなにおもしろいと初めてわかった、新鮮な体験でしたと語る。久馬は審査していて「こんなにしゃべる場所がないんやと思った」とポツリ。それを受けてあいはらから「滝音が無駄話多い」とクレームが入る一幕もありつつ、改めて宛先プレーンの2人におめでとうございますと声をかけた。久馬は「このネタを授業で見たときにすごいと思った、発想、着眼点にちょっと悔しさを感じるくらい」と絶賛。哲夫も久馬と同じく「着眼点がすばらしい、それでいて想像の域を超えてこない、しっかり商品となっているネタだと思います」と話した。

優勝した宛先プレーンは、1998年生まれの荒木健太、1993年生まれのたかまんの2人によるコンビ。まず優勝の感想として、興奮のうちに終わったと振り返り、「44期はおもしろいやつが多いので、追いつけ追い越せでやっていた結果です」と話す。さすけから、テレビでもキャラを活かせていけると思うとホメられたたかまんは、広告代理店の営業マンであることを話すと、2021年4月に課長になったものの、その足でNSCに行かせててほしいと退職覚悟で会社に直談判したというエピソードを披露。通いながらでもいいから残ってほしいと言われたと明かす。NSCに入ろうと思ったきっかけは、大学を卒業してもお笑いがやりたいと思って、年齢的にもギリギリでラストチャンスだったと振り返り、仕事とNSCの両立は半端なくしんどかったものの、好きなことだから続けられたと笑顔。今後については、「どういう形で働かせてもらえるか、会社と相談します」と話した。

コンビを組んだきっかけについては、ネタ見せの授業で荒木を見たたかまんが「発想が抜群におもしろいと思って声をかけた」とのこと。ネタは荒木が案を出し、2人で考えて作っていると明かした。目標とするコンビは?という質問には、たかまんが千鳥、かまいたち、霜降り明星の名前を上げ、お互いがボケもツッコミもできるコンビの関係性が理想と話す。荒木は影響を受けたのは東京03とニューヨークで、人の少し嫌な部分をつく、こういうことをしたら嫌われるというのを笑いながら学べたから、とその理由を明かした。先輩芸人からのメッセージとして、あいはらは「お酒のトラブルには気を付けて……」と笑いを誘い、今のアップデートした芸人の形を作っていくんだろうと予想すると「悪い先輩とはつきあわないように」とアドバイス。

今年も大いに盛り上がった「NSC大ライブ OSAKA 2022」。優勝した宛先プレーンには、よしもと漫才劇場やよしもと祇園花月などの劇場出演、テレビやラジオへの出演などの特典が与えられました。

同日には「NSC大ライブ TOKYO 2022」も開かれ、NSC東京27期生からは「ミヤコジマ」が優勝。大阪・東京あわせて398組が“新”芸人となる卒業生たちの今後の活躍が期待される。

来年40周年を迎えるNSC、スタッフの養成所「YCA(よしもとクリエイティブアカデミー)」、パフォーマーを育てる「YPA(よしもとパフォーミングアカデミー)」、よしもとのデジタルスクール「YDA(よしもとデジタルエンタテインメントアカデミー)」、この4校のカリキュラムを高校3年間で学ぶ「吉本興業高等学院」の5校からなる「よしもとアカデミー」では、2022年度生徒を募集中。

NSC 大ライブ OSAKA 2022
日時:2022年2月28日(月)
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール(大阪)