久しぶりの遊び場は独特の空気感だった

――再始動の発表を知ったときはどんなお気持ちでしたか?

ココ 新聞を見た瞬間、一面広告にびっくりして「GANG PARADE 再始動致します。」という文字に、頭の整理が追いつきませんでした。GO TO THE BEDSとPARADISESで一緒にEPを出したりツーマンツアーをやったり、兆しのようなものはあって。いつかはと予想はしていたけど、その予想を遥かに裏切られた感じでした。

マイカ 数カ月前に、GANG PARADEがめちゃめちゃ大きなステージでライブをしているというヴィジョンがふと見えた日があったんです。自分の中で「いつトレードが終わって、GANG PARADEになるのかな」と考えていた中でのサプライズだったので、ワクワクが止まらなかったです。今年1年はすごい年になりそうだな、時代が来るぞ!っていう(笑)。

メイ GO TO THE BEDSとPARADISESとして活動していく中で、もしかしてGANG PARADEになるのかなと想像したことは何度かありました。でも、そうなったとしたら私はどこにいるんだろう?って。私、キャ・ノン、チャンベイビーと、後から加入した3人がいる場で「再始動致します」という新聞を見たときは、「私もGANG PARADEになれるんだ!」と、びっくりと同時に嬉しかったです。

ノン 新聞広告を見せられたときは、「再始動致します」とだけしか書いてなかったので、「そこに自分はいるのかな。これからどうなるんだろう」と思っていて。でもライブでの歌割をもらって、そこに自分の名前があって、「GANG PARADEになったんだ」とびっくりしました。

ベイビー 私もびっくりしたけど、そのあとにすぐライブの練習が始まって、思考回路が停止していて。体は動くんですけど脳が動いていなくて(笑)、どういう気持ちかもよく分かっていないというか。いい意味で流れのままに練習をして、ライブに向けてスローモーションで事が進んでいく感じでした。

――1月2日にステージに立った瞬間の思いはいかがでしたか?

メイ 私はGANG PARADEとしてステージに立つのは初めてだったので、遊び人(※GANG PAREDEのファンの呼び方)に会うのが初めてだったんです。顔見知りの方もいたとは思うんですけど、ステージに出る前もパフォーマンス中もドキドキで。遊び人という名前だけあって、みんなすごく踊っていました(笑)。これまで見てきた以上に振り付けがお客さんに染みついていたり、見たことのない数の手が上がっていて、私より踊れているんじゃないかと思うくらい。「これがGANG PARADEのライブなんだ!」と感じられて、すごく楽しかったです。

マイカ 久しぶりの遊び場(※GANG PARADEのライブの呼び方)は独特の空気感というか、どこか安心する感じがあって。フロアとステージが本当にひとつになって、みんなが一緒になって楽しめる空気感を味わえたし、遊び人のみんなも生き生きしていて、ただいま!という気持ちが強かったです。会場全体がワクワクに包まれている感じがして嬉しかったです。

ノン 情報が遮断されていたこともあって、ステージに立つまでお客さんがいるかどうかも分からなかったんです。まずはお客さんがいることに安心したのと、私はGANG PARADEのライブを観ていた側だったので、お客さんが一緒に踊ってくれているのを見てGANG PARADEになったんだという実感が湧きました。ライブ中はいっぱいいっぱいで、どんな気持ちだったかは記憶がないんですけど、終わって映像を見たときに夢みたいだなと思いました。

ベイビー 本当によく分からないまま時間が進んでいって、自分がどういう気持ちなのかを考える余裕もないまま、気づいたらライブを迎えていました。通し練習やリハでは自分のパートが歌えなかったりとミスをしていたんですけど、ステージに立って遊び人を目の前にしたらちゃんとできて。それだけお客さんに元気をもらえたということだし、遊び人に支えられて成立しているんだと気づいたライブでした。

ココ 最初の挨拶から懐かしい感じがして、独特な空気感でした。なぜかは分からないんですけど、ライブをやっているうちにGANG PARADEが持っている楽曲や空気感のようなものが自分の中に蘇ってきて。今までGO TO THE BEDSだから、PARADISESだからと気にしたことはなかったのですが、お客さんと、曲と、今のメンバーが合わさったからこそできる空気を感じて楽しかったです。