コロナ禍以降、初めての有観客ライブ。テーマは「ありがとう」

――ライブDVD『25th+”1”ANINVERSARY Concert2021~Thanks a million~』に収録されているのは、2021年7月3日に大手町三井ホールで昼夜2回開催された記念ライブですが、コンセプトをお聞かせください。

岡本 「Thanks a million」のタイトル通り、ファンの皆さんへの感謝がテーマです。25年続けてこられたのはファンの皆さんの支えがあってこそですから。セットリストは、ほとんどシングルと楽曲提供のセルフカバーです。歌いたい曲がたくさんあったので、選曲はかなり悩みました。

――ファンの方の反応はいかがでしたか?

岡本 今までのライブでは、ファンの方が私の名前を呼んでくださったり、「TOMORROW」を一緒に歌ったりすることが多かったので、コロナ禍でそれができないもどかしさはありました。でも、皆さんの表情から楽しんでくださっていることが伝わったので、今できる形での最高のライブだったと思います。お客さんを入れてのライブが1年半以上ぶりだったので、緊張感がありました。

――今回のライブで印象深かったことを教えてください。

岡本 ようやく新曲「旅人よ」を生でお客さんに届けられたことです。この曲をリリースした後、世の中がコロナ禍になってしまったので、お客さんの前で歌うのは初めてだったんです。だから楽しみな反面ドキドキしていましたが、アンケートで「やっと生で聴けて嬉しい」と書いてくださった方がたくさんいて、嬉しかったです。

――デビューから25年以上が経ち、歌への向き合い方に変化はありましたか?

岡本 若い頃は振付がついた曲もあったんですが(笑)、さすがに今は弾き語りの曲が多めになってきています。デビュー当時から弾き語りを多くしたい気持ちはありましたが、緊張して震えちゃうんですよね。でも、キャリアを重ねたことで弾き語りもできるようになってきました。

――今回のライブ映像によって、初めて岡本さんの音楽に触れるティーンもいるかもしれませんね。

岡本 私が作った曲を聴いて、心が動く瞬間があったら嬉しいです。音楽には不思議な力があるので。1曲でも心に寄り添えたらいいなと思います。