諦めずに続ければ必ず目標の場所にたどり着ける | Interview 諦めずに続ければ必ず目標の場所にたどり着ける　岡本真夜

諦めずに続ければ必ず目標の場所にたどり着ける

――その後は、ご自身の望むような音楽活動ができたのでしょうか？

岡本　実は、パタッと曲が作れなくなってしまった時期がありました。そのときは「もう一生曲を作れないかも」と不安で。その後も同じようなスランプは何度かあって、年数を重ねていくうちに「そういうバイオリズムなんだな」と思うようになりました。

――スランプが来たら、どのように乗り越えているのでしょうか？

岡本　 遊びに行ったり、人と会ったり、ドライブしたり、インプットをするように心がけています。あと、デビュー時点で曲のストックが40曲あって少し安心できていたので、常に引き出しを持っておくことは大切だなと思います。

――壁にぶつかって諦めてしまう人も少なくないと思います。そんなときの、心の保ち方を教えてください。

岡本　どの職業でも、続けることが一番難しいと思います。でも、そこさえ乗り切れたら目標の場所にたどり着けると信じています。社会に出ると、いろんなことを言われたり、周りに流されそうになったりもします。そんなときは、いったん休憩することも必要。自分が壊れてしまったら、なにもできなくなるから。休憩することで「周りが離れていったらどうしよう」と焦ってしまう人もいるだろうけど、自分をしっかり持っていれば、必ず残ってくれる人はいます。その人たちを大切にしていけばいいのではないでしょうか。

――最後に、進路選択を控える読者にメッセージをお願いします。

岡本　自分自身が動くこと、芯を持ち続けることが一番大事だと思います。周りの意見も貴重ではあるけれど、まずは自分がなにをしたいのか、どこに行きたいのかを明確に持ち続けることが一番かな、って。自分を持ち続けるのは大変だけど、頑張ってほしいですね。