スタッフの皆さんがストッパーを外してくれた

――お互いのアフレコ収録を見ていかがでしたか?

内海 広いブースやったんですが、1人ずつで良かったらしいんですけど、勝手も分からず2人で一緒に入ってしまいまして。「先に駒場さんからなので、内海さんは出ときますか?」って言われたんですけど、「すぐ終わるかもしれんから横に座っときます」って座ってたら、けっこう長くて。

駒場 なんで横におるんかなと思いました。

内海 出るタイミングがなくてね。しかも1回でOKは出ないじゃないですか。横で駒場が「わー!」とか言うてるんで、笑いこらえるのに必死でした。

駒場 僕はブースの外で(内海のアフレコを)見ていましたけどね。

――監督からはどのような指示がありましたか?

内海 普通に台本を持ってやっていたんですが、「身振り手振りをつけてもらっていいですよ」と言われて。言われるようにやったら上手くなっていきました。監督からも「後半にいくにつれて上手くなってきましたね」と言っていただいて「もう一回最初のほうもやってみましょうか」ということで結局2周しました。

駒場 たぶん最初は全然違うジャンルのお仕事ということもあって、照れもあったし、ストッパーみたいものがかかっていました。それを上手くスタッフの皆さんがほぐしてくれてやりやすくなっていきました。

――映画に限らず、コミックやテレビアニメなど、ドラえもんの作品で印象的だったものを教えてください。

内海 ドラえもんの映画は小学生の頃から観ていたんですが、ずっと親と一緒に映画館に行っていたんです。ところが小学6年生のときに、4つ下の弟と二人だけで映画館に行って、『映画ドラえもん のび太の南海大冒険』(1998年)を観ました。「そろそろお母さんおらんでも映画行けるやろ?」みたいなことを言われたからなんですけど、「弟がうるさくせーへんかな」とか「ポップコーンとか飲み物をこぼさへんかな」とかを気にしながらだったので、内容が全然入ってこなくて。映画に集中できなかったのが印象に残っています(笑)。

駒場 僕は大学生の頃に改めてコミックを読み返していたら、「アスレチック・ハウス」という家中のものが全部ジムになる秘密道具を見つけたんです。おそらく小さい頃にも読んでいるはずなんですけど、自分がトレーニングするようになってから読んだので、ええ道具やなと。何十年も前から、その道具が出ていたということは、その時代からフィットネスブームを見据えてたんやなと。それぐらい後から読んでも古くならないんですよね。