いろんなことに挑戦して自分の可能性や蓄えを増やしていきたい

――2021年5月に初舞台を経験、6月に早くも初主演を務めます。

佐竹 右も左も分からない状態で、最初は焦りしかありませんでした。自分だけ取り残されているかもしれないという思いと、主演である以上、引っ張っていかないといけないという思いで大変でした。一方で最年少でもあったので、とにかく吸収して成長していくしかないと前向きな気持ちになれたので、ありがたい経験をさせていただけたなと思います。

――主演を経験したことで変化したことはありますか?

佐竹 本当に緊張しやすいので、バレエをしていた頃から家族みんなに「何でそんなに本番に弱いの?」とずっと言われていました。でもお客さんの時間とお金を使っていただく舞台に立つ機会が増えたことで責任感が持てるようになったのか、ちょっと度胸がついた気がします。舞台を観てくれた家族も、今まで本番で崩れてきた私を知っているから「すごく頑張ったね」と言ってくれました。

――俳優以外ではバラエティ番組にもコンスタントに出演して、幅広く活躍されています。

佐竹 お笑い系の番組が好きでよく観ていたのですが、テレビで観ていた方々と共演させてもらったときに、瞬時にいろんなことを考えて発言する芸人さんの頭の回転の速さに驚きました。

――大食いキャラとしても知られるようになりましたね。

佐竹 まさか自分がこんなキャラになるとは思っていませんでした。スカウトキャラバンでの自己紹介で、ポロッと「大食いです。パン54個食べたことがあります。」と言ったことがお仕事に繋がって。

――普段から大食いなのでしょうか?

佐竹 普段は普通か、もしくは少ないくらいです。でも食べていいときは爆発して好きなだけ食べる感じです。大食いが好きというよりは、好きなものを食べるのが好きで、目の前に出されると残せないし、全部食べちゃうんです。満腹感はあるんですけど、永遠においしく食べられるんですよ!

――今後の目標を教えてください。

佐竹 何か1つに絞らず、いろんなジャンルに挑戦していきたいです。まだ何が自分に合っているのかも分からないので、とにかくいろんなことに挑戦して、自分の可能性や蓄えを増やしていけたらなと思います。

――最後に改めて「私ときどきレッサーパンダ」の見どころをティーン読者にアピールしてください。

佐竹 思春期になって自我が芽生えたり、自分のやりたいことができるようになると、本当は好きなはずの親ともぶつかってしまうことがあると思います。ぶつかったとしても、自分を出した上で分かり合えることが一番いいということが、この作品から感じていただけると思います。「こんなことをしてはいけないんじゃないか」と制御しているものを取っ払って、自分の感覚を信じてもいいのかもしれないと。新しい生活が始まる4月に向けて、ありのままの自分を大切に、前向きな気持ちになってもらえたら嬉しいなと思います。

Information

『私ときどきレッサーパンダ』
3月11日よりディズニープラスにて独占配信開始

いつも“マジメで頑張り屋”のメイは、ある出来事をきっかけに本当の自分を見失い、感情をコントロールできなくなってしまう。そして翌朝めざめると、レッサーパンダになってしまった!突然の変身に隠された、メイも知らない驚きの<秘密>とは……?“自分らしさは、ひとつじゃない”――どんな自分も好きになれる、“じぶん解放”エンターテイメント!

公式サイト

佐竹桃華

俳優

2003年1月19日生まれ。大阪府出身。京都バレエ専門学校卒。2020年、「第44回ホリプロタレントスカウトキャラバン」の「ミュージカル次世代スターオーディション」で特別賞「17LIVE賞」を受賞。2021年3月に「遺留捜査」(テレビ朝日)で俳優デビュー。同年6月、舞台『天神夢双』で初主演、同年12月舞台「ゆらり 2021」でも主演を務める。

Photographer:Toshimasa Takeda,Interviewer:Takahiro Iguchi