お互いに信頼・尊敬し合えるグループになりたい | Interview 「ヨルヤン」を勝ち抜いた変幻自在な歌声を持つ5人組ボーカリスト mzsrz

お互いに信頼・尊敬し合えるグループになりたい

――今後グループ、もしくは個人として挑戦していきたいことはありますか？

大原　『現在地未明』だけでも幅広いジャンルの曲を一度に聴ける多様さがあります。このアルバムの中でもいろんなことに挑戦しているんですけど、次はもっと挑戦していきたくて。真似するのではなくてmzsrzが一番を駆け抜けられるような曲を歌いたいし、今でも人間が歌えるような曲じゃないときがあるんですけど（笑）、より人間が歌えないようなところを目指していけたらカッコいいなと思っています。今までDECO*27さん以外にもTeddyLoid さんやポリスピカデリーさんなどいろいろな方が楽曲を制作してくださっていますが、これからもまだ出会ったことのないアーティストさんとコラボしたり、まだやったことのないことにも挑戦して、いろんな形を作っていきたいです。個人の目標としては、もともと声の仕事にすごく憧れているので挑戦できたらなと思っています。

よせい　ファンのみなさんの応援がなければアルバムの完成にまで至らなかったと思うので、まずは応援してくださっている方々に会いに行きたいというのは、mzsrzみんなの共通認識だと思います。mzsrzは日常や普段の生活で、ふと感じるような些細な心の動き、ミクロな感情を歌に込めた、「micro music（ミクロ・ミュージック）」と音楽性をテーマに活動しているんですが、一人ひとりが心に抱えるいろんな感情・気持ちに寄り添える曲が集まっています。素敵な曲ばかりなので、このアルバムもmzsrzも、もっともっといろんな方に知ってもらいたいです。個人としては、喋るのが大好きなのでバラエティー番組に出たいです。メンバーは私が暴走しても止めてくれるので（笑）、一緒に出られたらいいなと思います。それから流行がすっごい速さで変わっていく中で、自分の音楽をもっと明確にすることも目標です。

ゆゆん　mzsrzを「見ず知らず」な方々にたくさん知ってもらいたいですし、今回のアルバムは歌い手の私たち自身にも刺さる楽曲ばかりなので、聴いてもらえれば絶対にみなさんに刺さる曲があると思います。今はコロナ禍でメンバーとはグループの活動でしか会えないですが、もっと仲を深めてお互いに信頼・尊敬し合えるようなグループになっていけたらいいなと思っています。個人の目標としては、自分の中では表現力が足りないなと感じているので声の音域を広げたいです。

実果　みんなと歌うことが大好きなので、一緒にいろんな楽曲に挑戦していろんなmzsrzをどんどん見せていきたいです。あとはやっぱりライブがしたいという気持ちがあります。個人の目標は、歌っている途中で不安が顔に出てしまうことがたまにあるので（笑）、不安を感じないくらいにみんなと歌うことを楽しめるようになって、もっといいパフォーマンスができたらいいなと思います。

作山　グループとしてはお客さんの前でライブをすることが目標です。個人では、今TikTokに曲などを上げているんですけど、歌やダンス、あとは写真を撮ることとか、自分の趣味や得意なことで、見てくださっているファンの方をハッピーにしたいです。でも人をハッピーにするにはまず自分がハッピーじゃないとダメなので、「夜明け」などを聞いてちゃんと休んでハッピーになります（笑）。ハッピーで健康な活動をして、みなさんに笑顔を届けられるように頑張ります！