人気芸人が生放送で10分のネタを披露

吉本興業主催のライブ配信をおこなうFANYが、初めての無料生特番「『THE 10ミニッツ!』〜今しか見られない極上10分ネタSP〜」を配信した。MCは初タッグとなるブラックマヨネーズの小杉竜一と、麒麟の川島明の2人。

ネタを披露するのは12組。トレンディエンジェル、笑い飯、しずる、ヨネダ2000、もう中学生、ダイアン、空気階段、アインシュタイン、ジャングルポケット、ジャルジャル、オズワルド、インポッシブル。

さらに、随所で視聴者からの芸人への生質問を紹介するリポーターに、とろサーモンの久保田かずのぶを起用された。

芸人たちに課せられたのは「10分間」というネタを披露する時間。

冒頭、さっそうと登場した司会の小杉と川島を、会場でソーシャルディンタンスをとって鑑賞する客が拍手で迎える。

川島が「吉本の人気芸人たちによるネタを3時間にわたってお送りしたいと思います。普通テレビだとネタは3分か4分なんですけど、今日は10分。劇場では10分のネタをやるんですが、生放送で10分というのはかなりプレッシャーがあると思うんですよね」と話すと、小杉も「緊張すると思いますね」と同意する。

第1ブロックが始まり、トレンディエンジェルの斉藤司とたかし、しずるのKAƵMAと村上純が登場。もう1組の笑い飯は、あらかじめここで収録されたVTRでの出演だ。

まずは、トレンディエンジェルがネタを始めるが、トップバッターということもあって緊張しているようにも映る。「オリンピックとパラリンピックが盛り上がりましたね」など、世間話から入り、グズグズしたやり取りが続く。ネタを終えた後、これを川島が「前半の2分は遅延行為」とツッコんだ。

トレンディエンジェルの本題は「お金がないから稼がなきゃ」というもの。「コロナで営業仕事が減った」「気前よく後輩に奢れなくなった」とボヤきながら、今後の展開をあれこれ語りつつ、斉藤が自身の薄毛にちなんだ「儲けがない=もう毛がない」で締めた。

ネタの時間が9分間だったと川島が発表。たかしは「いつも劇場ではあんな感じです」と、テレビでの短時間ではできないダラダラした喋りを活かせることを話しつつ、「生放送での10分は難しい」と語った。

この後に登場する芸人たちも、8分から10分オーバーまで時間はバラバラで、やはり「生番組で10分間やるのは慣れないから大変だった」との感想が多数を占める。

2組目は、VTR出演の笑い飯。哲夫が「子供に歌を歌ってやりたいんだけど、象さんの歌の歌詞がおかしい」と切り出す。「♪象さん象さんお鼻が長いのね、に続く、♪そうよ母さんも長いのよは、象が歌ってる訳やろ?」と言い、西田幸治が象に扮してこのパートを歌う運びになるのだが、案の定まともに歌わず冷静にボケまくる。小杉と川島は、笑い飯の安定のクオリティに拍手を送った。

続いては、しずる。KAƵMAと村上純が喫茶店に来て会話をするコントだ。2人は待ち合わせてここに来るのだが、KAƵMAがパチンコで大当たりしたせいで遅刻をしたという設定。KAƵMAは村上に「お前がパチンコ屋に迎えにきた途端、当たりが止まった」とキレ始め、屁理屈の応酬が開始。最後は、村上が巧みな論破を決めてKAƵMAを一蹴。

ひねりの効いたオチに川島は「素晴らしい10分。良質な映画を見ているみたいだった」と讃えれば、小杉もよく練られた2人の会話を絶賛。