アイドルの常識を覆し続けるももクロの可能性や未来を描く

ドキュメンタリー映画『ももいろクローバーZ 〜アイドルの向こう側〜』は、女性アイドルの最前線を走り続ける彼女たちの活動を追った作品。メンバー4人中、最年少の佐々木彩夏が25歳、最年長の高城れにが28歳と、30代を目前にした彼女たち。男性は何歳になってもアイドルを続けられるが、女性アイドルはどうか……。アイドルの常識を覆し続ける彼女たちの可能性や未来を、メンバーや関係者へのインタビューを交えて描いていく。

観客からの盛大な拍手を受けて、舞台へ登壇した百田夏菜子と酒井祐輔監督。司会者からの「自己紹介をしていただいてもいいですか?」というフリに、百田は「ロングバージョンですか?」とはにかむ。元気よくあいさつをした後、客席に「うれしいです。みなさんにお会いできて」と呼びかけた百田は「ライブとかもできない時期が続くこともありました。こういう距離感でみなさんにお会いする機会というのも、なかなかあんまりなかったりするので」と、昨今のご時世に言及。「登場するとき、すごい緊張しました。なんかドキドキして。でも今日は、短い時間なんですけど。みなさんと一緒に楽しい時間を過ごせたらいいなと思います」と、舞台挨拶への思いを述べた。

まずは作品をつくったきっかけを聞かれた酒井監督は「一言でいうと僕がファンだったということですね。今から10年ぐらい前なんですけど、僕とうちの妻と夫婦で(ももクロの)ファンになりました」と返答。チーフプロデューサーを務める番組『A-Studio+』(TBS)で、2015年2月28日にももクロがゲストに招かれた放送回を振り返り「(番組内の)ライブでプロデューサーのリクエストで『コノウタ』を歌ってもらうというのがあったんですけど。『コノウタ』をリクエストしたプロデューサーが僕です」と明かした。

映画の感想を聞かれた百田は「本当にもう愛情たっぷりで。私たちのことをずっと応援してくださっている酒井さんだからこその角度から色々、映像を撮ってくださって」と酒井監督に感謝し、「私たちも常に等身大で。その場にいる姿とか。普段、あんまりされないような質問だったりを、酒井さんはチョイスして聞いてくださったので。普段、メンバーとはまじめな話って本当にしないんですよね。だから、みんなの話もすごく貴重だったというか新鮮でした」と撮影当時を振り返った。