各々のプレイヤーとしての力量と個性を見せたソロパート

今回のツアーではオープニングゲストとして各地でお笑い芸人を迎えていたが、この日のゲストはニューヨーク。場内を大きな笑いに包みこんだ。ライブはお馴染みの自己紹介ソング「ジェニーハイのテーマ」からスタート。川谷絵音、新垣隆、くっきー!、中嶋イッキュウ、小籔千豊の順番でラップをしながらステージに登場し、ドロップの部分で一緒にステップを踏むと、フロアのあちこちではカラフルなペンライトが振られている。

新垣が「ハネダ~!」と叫んで「ジェニーハイのテーマ」を終えると、メンバーがそれぞれのパートの位置について、「ダイエッター典子」「卓球モンキー」とアップテンポのナンバーを演奏。川谷がギターをかき鳴らし、くっきー!がポーズを決めながらベースを弾き、小籔がパワフルにビートを叩く様はロックバンドそのものだ。かと思えば、「卓球モンキー」の間奏では新垣のピアノに乗せてイッキュウがバンド内の小ネタを話したりと、ジェニーハイらしさが垣間見える。

4つ打ちのダンサブルな「ルービックラブ」に続いて、イッキュウもアコギを持って歌った「夏嵐」や、その次の「強がりと弱虫」は、J-POPバンドとしてのジェニーハイの大衆性を強く感じさせる。「強がりと弱虫」の間奏ではくっきー!、新垣、小籔、川谷の順番でソロを回して、各々のプレイヤーとしての力量と個性を見せたのも印象的。