ゲストボーカルのちゃんみなが存在感を発揮

ここでニューヨークが再登場し、他の会場はお笑い好きの川谷の希望でゲストが選ばれていたが、今回はイッキュウたっての希望でニューヨークが呼ばれたことを明かし、イッキュウは「大好きです」と笑顔を見せる。さらに、お題を3つ募っての即興曲作りでは、嶋佐が「車」、屋敷が「ラーメン」、新垣が「サンフランシスコ」をお題として挙げると、川谷のアルペジオから始まる演奏にイッキュウとくっきー!が即興で歌詞を乗せ、この日限りのオリジナルソングに大きな拍手が贈られた。

「コクーンさん」からスタートした中盤戦では、まずイッキュウがステージを大きく使って、コミカルな自己肯定ソングの「グータラ節」をオーディエンスに語りかけるように届けていく。小籔が細かなハイハットワークを聴かせる「BABY LADY」や、音数を絞った「プリマドンナ」といった曲の演奏からは、バンドとしての表現力の高さを見せつける。

「不便な可愛げ」は、サポートを務めるDADARAYのえつこがイッキュウとともにボーカルを担当。indigo la Endやゲスの極み乙女。のライブでもコーラスを務め、主に中・低音域を担当するえつこだけに、原曲のアイナ・ジ・エンドの声質とも相性が良く、代打であることを感じさせない仕上がり。一方、「華奢なリップ」ではゲストボーカルとしてちゃんみなが登場。背中のざっくり空いた衣装を着こなし、曲の途中でくっきー!に寄りかかったり、イッキュウに寄り添ったりしながらのパフォーマンスは貫録たっぷりで、最後のラップパートも含め、存在感を発揮した。

ちゃんみながステージから去ると、小籔は「3泊くらいした親戚が帰った後くらい静か」と話し、イッキュウが「楽しかったなあって余韻がすご過ぎて、次に進めない状態です」と続く。また、ツアーを振り返って川谷は「このメンバーで5か所も回るって、ホントに奇跡みたいなことなので、大事に大事に回ってきたつもりだけど、でもすごく早かった」と、ツアーが終わりを迎えることの充実感と一抹の寂しさを語った。