新しい発見があった曲への向き合い方

――ニューシングルの表題曲「レスポール」は阿部さん、諸星さんのお二人が出演している映画『ツーアウトフルベース』の主題歌にもなっていて、作詞・作曲は湘南乃風の若旦那こと新羅慎二さん、MONDO GROSSOの大沢伸一さんの共作となっています。

阿部 お二人に「どういう曲がいい?」と相談されたので、映画のテーマに沿うことに加えて、「UKロックのシューゲイザーのように下を見て歌うイメージの曲がいい」と希望を伝えさせていただきました。

萩谷 7ORDERとして、「タイアップでこういう曲を出したい」と計画していたものではなく、顕嵐たちの映画出演というご縁の中で生まれたものなんです。

長妻 (阿部さん、諸星さん以外の)僕らは映画を観ていない状態で曲を聴いたんですけど、「これはすごい世界観の曲だ!」と衝撃を受けました。ちなみに、MVもすごいことになっています!

安井 『雨が始まりの合図』(※メジャーファーストシングル)のMVはストーリーチックでしたけど、今回は全体を通してイメージシーンがちりばめられている感じです。最初はMV自体も映画の世界観に寄せようと思っていたんですけど、違うものを作った方が意味のあるものになるんじゃないかという話になりました。

阿部 最初は歌舞伎町みたいなイメージで街を歩いたりとか。

萩谷 「7ORDER、殴り合う」みたいな感じだったよね(笑)。

安井 カラーも「顕嵐の好みの世界観にしたいよね」と、男っぽい曲だけど、きれいで幻想的なものも詰め込みました。

――カップリング曲である「Ups&Downs」にはどういった思いが込められているのでしょうか?

萩谷 曲名はモロ(諸星)が提案してくれました。

諸星 「人生とは浮き沈み」ということを分かりやすく一言で表現するにはこれしかないと思ったんです。それでとっさに出た言葉が曲名になりました。

萩谷 メンバーが7人だからUp“s”、Down“s”になっているという、ダブルミーニングとも取れるんじゃないかなと。

真田 含みがあるよね。

萩谷 いい日があれば悪い日もあって、それくらい人生はいろんなことがあるよと。

安井 MVも「衣装もスタイリストさんに頼らずに、自分たちで決めるのも面白いんじゃない?」ということで、「Date with…….」のツアー中に古着屋に行ったりして服を選びました。全身私服を持ってきた人もいれば、古着と私服を組み合わせた人もいます。曲自体がまだ出来上がったばかりだったので、「この曲に合う服ってどんな感じだろう」とみんなで話し合いながら進めました。いろいろなことに挑戦するグループだけに、服も共通言語になることは新しい発見でしたし、これまでと違った切り口で曲を紐解いた分、みんなの想いもより伝わってきて。そういう意味でもMVは注目してほしいです。