メイクはパーツより全体のバランス

――ティーン読者に向けて、スクールメイクのポイントを教えてください。

かじえり 眉毛をきれいにすると垢抜けて見えます。まぁ、校則で「整えたらダメ」と言われたらなんとも言えないんですが……。眉を描くときのポイントは、あまり「左右対称にしなきゃ!」と思わないこと。人間って、少しくらい左右非対称なほうが、親しみが湧きやすいんですよ。なので私は、左右対称にすることより、眉尻をシャープに描けるか、前頭がきれいにぼかされているかを重視しています。

――眉毛を描くのって難しいですよね。

かじえり 難しいけど、メイクは練習あるのみです。私は、紙にひたすら眉毛を描く練習をしました。何度も紙に描いて練習することで、手首の感覚やコツをつかめるようになりますよ。

――そんな練習方法があるんですね!ほかに、メイク初心者が知っておきたいポイントはありますか?

かじえり 今ネットでよく言われている「パーソナルカラー」に縛られすぎないことでしょうか。YouTubeのコメントでも、「私はブルベ(ブルーベース)だからこのコスメは似合わない」などと、試してみる前から諦めている方がたくさんいます。これは、すごくもったいないなと思うんですよ。そこまでブルべ・イエベ(イエローベース)を気にしなくてもいいと思います。

――先入観に捉われるのはよくないんですね。

かじえり はい。そのほかに伝えたいのは、パーツよりも全体を重視すること。メイクは立体感とカラーバランスで華やかさが変わります。日本人はパーツメイクにこだわる傾向がありますが、大事なのはパーツより顔全体の雰囲気。アイラインの長さにこだわるよりも、カラーバランスを重視してみてください。全体のカラーバランスが整っていたら、それだけでオシャレに見えますよ。