子どもの頃に描いたオリジナルキャラクターが主人公
――『世界一カンタンな自信のつけ方』はかんころさんにとって4冊目の著書で、初のマンガ形式になります。かんころさん自身がネーム(※マンガを描くためのコマ割りや構図、セリフなどをラフに描いたもの)も手掛けたそうですが、もともと絵を描くのが好きだったのですか?
かんころ 子どもの頃はマンガ家になりたいという夢があって、趣味程度なんですけど絵を描いたり、今回の本にも出てくる「うさ子ちゃん」というオリジナルのキャラクターを教科書の隅っこに描いたりしていました。
――読者層は想定していたのでしょうか?
かんころ うさ子ちゃんと同世代ぐらいのOLの方がイメージではあるんですけど、お子さんや学生の方にも読んでほしいという思いもあって、今回はマンガにしました。
――会社を学校に置き換えれば、学生にも共感できる内容ですね。
かんころ 好きな人や友達、学校の先生や部活など、小学生から大学生まで、共通する悩みを抱えていると思います。学生の方は会社を学校に置き換えて読んでほしいですね。
――作画を担当したハルペイさんは、2019年にかんころさんが刊行した『恋トレ』(KADOKAWA)でも図解を担当していますよね。
かんころ そのときも私が下絵を描いて、ハルペイさんにリライトしてもらうというスタイルでした。今回もハルペイさんなら、私の世界観を生かしつつ、面白い作品ができるんじゃないかと思いました。