笑いの絶えないクセの強い現場

――この5人が全員、顔を合わせたのは今日が初めてだそうですね。

仲本 私は撮影でそれぞれ顔を合わせていますが、5人が揃ったのは今日が初めてなのでうれしいですね。

――『味噌カレー牛乳ラーメンってめぇ〜の?』の撮影中、印象に残っていることをひとりずつお聞かせください。

喜多 今回の作品はタイトルからも分かるように、コミカルで面白い作品です。私個人としても、ここまでコミカルに踏み切った作品をやったことがなかったので新鮮でした。私が演じる菊池葉月の家のシーンでは、面白いことが何度も起こるので、現場で笑いをこらえるのに必死でした。面白すぎて吹き出さないように、カットがかかるまで我慢するってことが何回かあって(笑)。コメディならではの経験をさせていただきましたし、とても楽しい現場でした。

中川 この作品は東京の下北沢と、東北の下北が舞台なんですけど、僕はどちらも行ったことがあったんです。というのも青森の下北は姉が住んでいたことがあって、下北沢も実家の近くで生活圏だったので、その2つの場所で撮影したのはすごく印象的でした。新幹線で撮影現場に行って、青森駅に降り立ったときに「下北駅、懐かしい!」って思いましたね。

重川 私は声優としての参加だったんですが、声を録っているときに見た映像だけでも、面白さと感動がいろいろ入り交じっているなと感じて、楽しそうな映画だなと思いました。

――声優は初めての経験ですか?

重川 はい。不思議な感じでしたね。監督からの指示は「自分の声をそのままを出してください」というもので、あまり声優っぽくないというか、逆に大丈夫なのかな、みたいな。

仲本 でも、普段の声とは全然違うよね。茉弥の演じたユメは毒舌っぽい役柄なんですけど、すごく可愛らしい声と口調でやっているところが印象的でした。

坪根 僕の演じた阿諏訪雄馬の出番は下北沢だけだったんですが、コミカルでロマンチストな役柄が初めてだったので、試行錯誤しながら役を作っていきました。撮影現場では仲本さんが初主演とは思えないくらい堂々とやられていて、そのシーンが印象に残っていますし、すごく楽しい現場でしたね。

仲本 ほとんど私は演技経験がなくて、シナリオを見たら長台詞がとても多かったので、「大丈夫かな」と不安なところもあったんです。でもコメディというのもあって、現場の雰囲気がとにかく暖かかった!本当に面白くて、笑っちゃうことも多くて、クセの強い現場だなというのを身に染みて感じました(笑)。