自分が思う家族のあり方のために行動していく

――舞台『大迷惑』にご出演されます。この舞台はヒューマンドラマのような作風とお聞きしていますが、いかがでしょうか?

定本 家族がテーマの話になっていて、それぞれの家族のあり方、向き合い方みたいなものを考えさせる内容になっています。

――物語は定本さん演じる仁科テルモトが、何者かに誘拐されてから二十二年ぶりに主人公たち家族に再会するところから始まります。

定本 テルモトは誘拐された2人の子供のうちの1人。山の中でずっと育ってきたので、一般人の常識が通用しないところがあります。だから、普通の人からしたら理解できない行動を取ってしまうことも。それで家族は悩んでいくのですが、テルモト自身も悩みながら、自分が思う家族のあり方のために行動していきます。

――演じるにあたって定本さんと仁科に共通点はありましたか?

定本 真反対だと思います。テルモトは目の前の出来事に対して素直に受け取る人というか、嬉しかったら嬉しい、悲しかったら悲しい、怒ったら怒るという、直感的なところがあります。僕はどちらかというと結構びびりやすいところがあるというか、何かあっても一度飲み込んで考えてしまう方です。