動画クリエイターとして生きていこうと思えたきっかけ
――ゆきりぬさんが動画クリエイターとして生きていこうと思ったきっかけはどんなことなのでしょうか。
ゆきりぬ 実は動画クリエイターになろうと明確に思っていた訳ではなくて。最初はゲーム実況をメインでやっていたんですけど、その時に「YouTuberならではの企画をやってみたら?」と周りやファンの方に言われて、マルチな動画を投稿するようになりました。「恋ダンス」の動画をアップしたら好評で、そっちの方が楽しくなっちゃって、気づいたら今のような活動に移行していました。
――周囲の声が大きかったんですね。
ゆきりぬ その後、「動画クリエイターとして生きていくんだ」と強く感じたのは、「U-FES」などのイベントです。U-FESで初めてファンの方と交流をさせていただいたんです。そこで「いつも見て元気が出ます」とか、「仕事で辛いことがあったんですけど、動画を見て頑張ろうと思いました」というお話を聞いて、みんなに影響を与えるお仕事をしているんだと初めて実感しました。
――益若つばささんや中川翔子さんなど、もともとゆきりぬさんがファンだった方と、今はお友達として交流しています。本の中にも女子会の様子がありましたが、どんなお話をしているのですか?
ゆきりぬ しょこたんさん(中川)とはオタク同士なので、「『FINAL FANTASY VII』のクラウドさんの声を聴くだけで飯が進む~」とか(笑)。つばささんは、ファッションの先輩というのもあって、自分がイメチェンすることにすごく悩んだ時に相談していました。夜中の3時ぐらいまで(益若の)家に居座って泣きながら相談するみたいなこともありました。自分で思ったようなことができてなかったり、「こういう格好をしたいけど、ファンの方と意見が食い違っちゃうのをどうしたらいいんだ~」と悩んだりしたときに、つばささんに相談してシクシクみたいな(笑)。
――中川さんとの温泉旅行の動画も大反響ですよね。
ゆきりぬ 本当にしょこたんさんのマシュマロボディがすごすぎて(笑)。素敵でした。間近で見られて参考にしたいなって思いましたし、ご飯を食べている時でも、しょこたんさんは自然にコメントが出るんです。いろいろな場面で勉強させてもらいました。