7人が生み出す次元を超えたエンタメ空間

ライブは杢代和人の「いってきます」という声からの「青、その他」で幕開け。ステージに設けられたセットの2階に7人が登場し、爽やかな旋律をバックに歌声を会場に響かせると、心待ちにしていた観測者も大きくペンライトを振ってメンバーに応える。

2曲目は「結末は次のトラフィックライト」。「青、その他」との物語性を感じさせる曲でもあり、アップテンポで疾走感あふれるギターサウンドと歌詞の切なさの対比が刺さる。時々、モニターに映し出されるメンバーの凛々しい顔もたまらない。

そのままシェイクスピアのフレーズが印象的な「シェイクスピアに学ぶ恋愛定理」、和を感じさせる「以呂波 feat. fox capture plan」と間髪入れずに畳みかける。「以呂波」では、ステージに置かれた7つのパネルに歌詞がリリックビデオのように表示される演出も。

アップテンポのナンバー4曲を一気に披露したところでMCタイム。メンバー紹介をはさみ、「本日はこのMCで和人さんがやりたいことがあるんだよね?」と長野凌大から杢代へ突然の振り。杢代は少し照れながらも、冒頭で流れた「いってきます」というあいさつを自身がツアーの全てで言ってきたことに触れ、「他のメンバーの『いってきます』も聞きたいよね?」と、独断でメンバーから大倉空人、小泉光咲、武藤潤を指名。そして大倉がテンプレ通りの「いってきます!」を披露し、小泉が宮城弁で「いってきますっちゃ!」と地元愛をのぞかせれば、武藤は映像を撮影しているカメラマンにも追えないほど斜め上の発想で2階のパネル裏から登場、観測者の笑いをさそった。