明日地球が終わるとしてもライブがしたい | Report ノンストップで駆け抜けたツアーファイナル「ワンマンライブ げんじぶ空間:case.3」　原因は自分にある。

明日地球が終わるとしてもライブがしたい

アンコールは彼らのデビュー曲である「原因は自分にある。」。ピアノロックと哲学的な歌詞、彼らの根源的な魅力が詰まった大切な一曲だ。歌唱後のＭＣでは、感極まった最年少の桜木雅哉が涙を流しながら、「いろんな方に迷惑をかけたり心配をかけたりして、自分に足りないものを今回のツアーで知れてよかった。メンバーと観測者、スタッフさんの大切さを改めて感じたので、秋ツアーも頑張って突っ走っていきたいと思います」と心情を吐露すると、温かい拍手が会場を包んだ。

そんな桜木に続いて杢代は「リハーサル期間がいつもよりも長くて、本当に青春や人生をかけてこの活動をしているなと改めて実感しました。たぶん僕は明日地球が終わるとしても、ライブをすると思う。それくらいライブも観測者も好きで、活動に命をかけています。秋ツアーが目の前にあると思いますけど、その先も見据えて活動しているので、どうか一秒でも長くげんじぶのことを考えて感じて、ライブに足を運んでもらえるとありがたいです」と観測者に呼び掛け。さらに「僕たちは着実に夢へと突き進んでいると実感しているので、どうか手を放さずに、これからも一緒に歩み続けましょう！」と夢への決意を強くにじませた。

そしてアンコールの最後に披露されたのは「黄昏よりも早く疾走れ」。全力感を損なわないまま、全てを出し切って終幕。これまでのげんじぶと向き合いながら、このライブの先も見据えたような仕上がりで、秋には新たなツアーにも期待が膨らむライブとなった。