新たな道へ進むKANATAの涙にメンバーからエール

暗転したステージを前に、客席ではアンコールを待つ観客たちの拍手が鳴り響く。やがて光が戻ったステージにメンバーが集結。最後のMCでは、5月29日に控える横浜武道館公演「BUDDiiS Vol.02 VOYAGiiE」などを告知した後、この日で“もう1つの夢”へ進むため、芸能界を引退したKANATAが観客に向けて胸の内を語った。

思いを噛み締めるかのような表情で、1階から2階まで客席全体をまっすぐ見つめたKANATA。「今日のためにたくさんリハとか色々してきたんですけど、そういう練習とかがこれからなくなっちゃうんだなって思うと、少し寂しい気持ちもあります」と吐露し、「だけど、こういうステージに最後立てて、みんなに最後会えて、バディとBUDDiiSでここに立てて僕は本当にうれしいです」と思いを述べた。

スピーチの途中、KANATAが涙で声を詰まらせると周囲のメンバーが「泣き虫ですね」と明るくフォロー。声を震わせながら「今まで最初の頃とか、思うようにワンマンライブとかできなくて。たくさん僕たちも苦労したこともあったけど、バディがいたから今ここに立てているし、バディのおかげで胸を張って卒業できます。本当に今まで、ありがとうございました」と感謝を述べると、客席では盛大な拍手が起き、メンバーも口々に「お疲れさま!」とねぎらいの言葉をかけた。

KANATAのスピーチを受けたFUMINORIは「KANATAの決断はすごく勇気ある行動だと思いますし、僕たちメンバーは全力で背中を押します」とエールを送り、「KANATAの思いも背負って、僕たちはこれからも駆け抜けていきますので、これからもBUDDiiSの応援、よろしくお願いします!」と観客へ語りかけた。

節目の公演を締めくくる1曲はグループも観客も一体となる「Brighter」。スクリーンには肩を組み合うメンバーたちが映り、卒業するKANATAの目には涙が光る。曲が終わってからも、涙を腕で拭い続けていたKANATA。震える声で「本当に今までたくさんバディに支えられてきました。この光景は僕の宝物です。ありがとうございました」と思いを語ると客席は拍手で湧き、メンバーに支えられながらステージをあとにした。

Information

「BUDDiiS Vol.02 VOYAGiiE 」
会場:横浜武道館
公演日:2022年5月29日(日)

公式サイト

BUDDiiS

ダンス&ボーカルグループ

2020年9月結成の、FUMINORI、KEVIN、MORRIE、SEIYA、KANATA、YUMA、SHOW、TAKUYA、HARUKI、FUMIYA、SHOOTによる男性ダンス&ボーカルグループ。結成当時からSNS上で話題を集める。2021年5月に「CLICK ME」「ALIEN BOY」で2週連続の配信リリースでデビュー。同年8月に3rdデジタルシングル「Under The Sea」、10月に4thデジタルシングル「To The Top」をリリース。2022年4月に東京・中野サンプラザでの初ホールワンマンライブを達成。同年5月に横浜武道館での単独ライブも決定し、さらなる飛躍が期待される。

Photographer:クレジット,Reporter:Syuhei Kaneko