ねこへの愛が詰まった新境地のシングル

――4月6日にデジタルリリースした『Bell』には、4月8日よりテレビ神奈川で放送がスタートしたドラマ「ねこ物件」の主題歌「Bell」と挿入歌「Coffee And Tea」の2曲が収録されています。どういう経緯でお話があったのでしょうか。

AKUN ドラマのサウンドプロデューサーを務める「Face 2 fAKE」のOh!Beさんとは、もともとプライベートでの飲み仲間で、かわいがってもらっていました。Oh!Beさんとしては、中途半端に僕たちと曲を作るのではなくて、ちゃんと仕事として曲を作りたいという思いがあったそうで、今回のお話がありました。ドラマサイドの要望としては、カントリーというか、フォークシンガーみたいなものを求めていたそうですが、Oh!BeさんがSPiCYSOLを推してくださいました。

――「Bell」と「Coffee And Tea」は、どちらもアコースティックな響きのある曲で、フォークと通じるものもあります。歌詞はドラマの世界観そのままに、ねこに寄せたものになっています。

KENNY 「ねこ物件」というタイトルだったので、全体的に寄せた方がいいかなと。

――実際にねこを飼っているKAZUMAさん、AKUNさんに、ねこについて聞いたりはしたのでしょうか?

KENNY AKUNにはLINEで聞いたよね?

AKUN ねこのクセや、ペットというよりは家族っぽい仕草など、キーワードをバーッと20個ぐらい送った。

KENNY 無理難題をAKUNには押し付けた気がします。「どんな時に可愛いと思うの?」とか、「可愛いと思うTikTokのねこ動画を10個くらい挙げて」とか、めちゃくちゃ言わせてもらいました。それで、なんとなく雰囲気を掴んだところがありますね。

――「Bell」と「Coffee And Tea」はFace 2 fAKEが作曲ということで、歌い方もいつもとは違ったものになりましたか?

KENNY だいぶ違いました。カラオケで言うところのキー設定もFace 2 fAKEが決めたので高かったですし、自分の新しい引き出しを開いていただいた感じはありますね。

――「Coffee And Tea」の作詞を手掛けたのはKENNYさんと親交の深いMichael Kanekoさんで、SPiCYSOLにとって初のフル英語詞です。

KENNY Michael Kanekoくんはカリフォルニアで長く生活した経験があるネイティブスピーカーですし、僕らと同年代で音楽活動している中ではずば抜けてセンスがいいなと思っていたので作詞をお願いしました。ちなみに「Coffee And Tea」というタイトルは僕がつけたんですが、頭文字の頭だけを取ると「CAT(ねこ)」になるんです。

――フル英語詞ということで、こちらも普段とは歌い方が変化したのはないでしょうか。

KENNY ずっと僕は日本語でJ-POPを歌ってきたので難しかったですね。あとコロナ禍だったので、初の試みとしてMichael KanekoくんにZOOMでヴォーカルディレクションしてもらいましたが、スタジオの中なので電波が途切れたり、難しかったです(苦笑)。