帰国のきっかけはソウルで見たONE OK ROCKのコンサート
――2018年に帰国しますが、どういうきっかけがあったのでしょうか。
NOA さっきお話ししたように焦りもあって、グループとしてデビューする目標を達成する前に燃え尽きてしまったというか。最初はアイドルになりたいという視点から頑張っていたのが、海外のソロアーティストさんを見ていく中で、アーティストに魅力を感じるようになったんです。自分自身、曲作りなど、いろんなことができるようになって、やれることの範囲が広がった時に、ソロアーティストになりたいという気持ちが芽生えてきて。そんな時にソウルで開催されたONE OK ROCKさんのコンサートを見て、「海外でも活躍されているアーティストさんが日本にいるんだ」と衝撃を受けたんです。それで自分も日本人として、日本から世界に発信していきたいというのが大きな目標になりました。そこからの行動は早かったですね。
――帰国して音源を出すまでは、どのような活動をしていたんですか?
NOA 今所属しているアミューズのオーディションを受けて、所属してからは、ひたすらデビューするための曲作りをしていました。その間もカバー動画を出したり、オリジナルの曲を短めに出したりと、韓国時代からのファンの方に向けて発信を続けていました。同時期にYGで同期だった子も練習生を辞めて、YGの作曲家になったんですよ。彼と何か作りたいなと思っていて、彼を日本に呼んで、二人で模索しながら曲作りをして生まれたのがデビュー曲「LIGHTS UP」です。
――アミューズのオーディションを選んだ理由は?
NOA アミューズ所属のONE OK ROCKさんの影響が大きかったです。あとはアーティスに限らず、お芝居にもどんどん挑戦していきたいという気持ちもあったので、そういう意味でも素敵な事務所だなと思って選びました。今もボーカルレッスン、ダンスレッスンの他に、演技レッスンも受けさせていただいています。