力強くしなやかな歌とダンスで魅了

超特急にとっての2022年は、2012年6月10日のシングル『TRAIN』でのCDデビューから10周年という記念すべき年。10年間一緒に走り続けてきた8号車(※超特急ファンの総称)とともにアニバーサリーイヤーを祝うべく、全国の8号車に会いに行くホールツアーを開催することとなった。

超特急の全国ツアーは2019年の『BULLET TRAIN SPRING / SUMMER TOUR 2019 EUPHORIA ~Breakthrough, The Six Brave Stars~』以来、約3年ぶり。4月から7月にかけて長期間に渡る久々のツアーだけに、ファンの期待も相当なものがある。だがメンバー5人は、強力な期待値のツアー初日を圧倒的なパフォーマンスで楽しませていった。

ライブは、遊園地をモチーフにした煌びやかなセットに、メンバー5人がシルエットのバックショットで登場するシーンからスタート。タクヤがデザインした白とゴールドを基調とした衣装を着た5人は、ライブ冒頭から力強くしなやかな歌とダンスでライブのテンションを上げていく。

カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシの気合いはばっちり。広いステージを存分に使い、客席を煽りながら会場を盛り上げる。新旧織り交ぜた楽曲で、熱く、かっこよく、時にコミカルに歌とダンスを届ける。8号車は声を出しての声援はできないものの、渾身の力でペンライトを振って彼らを応援した。

MCでメンバーは、「近いねー」「汗飛んでったらごめんね」と、ファンとの距離の近さを口にする。最近はアリーナクラスの大きな会場でのライブが中心だっただけに、久しぶりのホールでのライブにメンバーも8号車もテンションは上がりっぱなしだ。

ジャケットを脱ぎメンバーカラーの衣装となった5人は、クールなダンスチューンやR&Bで、かっこよく妖艶なステージを見せる。大人な超特急で観客を魅了したかと思えば、謎の5匹のうさぎユニット・ぴょん特急が登場。かわいくユーモアたっぷりのステージを展開した。

黒とシルバーを基調とした衣装にチェンジしたメンバー5人は、スクリーンを使った演劇コーナーで楽しい空間を作り上げ、さらにはアッパーなサウンドで会場を強烈にアゲまくる。この振り幅の広さが、まさに超特急の真骨頂と言っていい。