撮影現場で普段と違う姉を見ることができた

――かれんさんにとって7作連続配信シングルの5作目となる「ちゃんと世界線」のコンセプトを教えてください。

かれん 自分の中の並行世界、世界線のことを描きたかったんです。昔のカメラロールを見ていたときに、ふと、「今の仕事をしてなかったら何をしていたんだろう?」「別の世界があったらどうしていたんだろう?」なんて、考えてみたんですけど、それでもやっぱり今を生きていたいな。と思って。この瞬間だって過去を経ての今だから、今をちゃんと生きていこうと。

――今回のMVでお二人が共演した経緯は?

かれん もともと姉妹だと公表していなかったので、お互いのタイミングとして今が一番いいのかなって。いつか共演したいというのは考えていて、新曲が出ることが決まったので出ていただこうかなと(笑)。

――星来さんは今回のオファーを受けたとき、どう思われましたか?

星来 楽しみでもありましたし、やっと共演できるという気持ちもありました。

――実際にお仕事をしてみて、いかがでしたか?

かれん 緊張というか変な感じはしました。姉妹で一緒に仕事することってなかなかないし、仕事モードの自分たちで一緒にいる訳だから、ちょっと面白い(笑)。

星来 MV撮影自体が初めてだったので緊張はあったんですけど、姉との共演という意味での緊張はなかったです。でも私も変な感じでしたね。現場が一緒になることもないし、姉の仕事モードを初めて見たので、ちゃんとやっていると言ったら上からになっちゃうんですけど(笑)、しっかりした姉が見られたというか。

かれん いつもは見られないもんね(笑)。

星来 いつもは相談しても「大丈夫、そんなに重く考えないで」といい意味でラフな感じで。私は固くなってしまいがちなので、そういうところで助けられていますが、撮影現場では普段と全然違う姉を見ることができて「おお〜!」と思いました(笑)。アーティストなので撮影はもちろん、表現の仕方にも慣れていて、ベテランというか、ひとりのアーティストさんとしてすごかったです。

かれん (照れながら)恥ずかしいですね(笑)。

――仕事の話はよくするのでしょうか?

かれん 「どうしよう、こういう場合はなんて言えばいいんだろう?」という話はお互いにしますね。

星来 たぶん普段から姉は仕事の話をしたくないのかなと思っていて。メンタルケアではないですけど、この業界は気を緩めることのできない仕事でもあるので、一緒にいるときに息抜きができるように意識しています。私から「最近何かあった?」と聞くのは違うなと思っているので、相談されたら返すという感じです。

かれん ケアされています(笑)。

星来 適度な距離感で、あんまり深入りはしないです。