何事も不安じゃないことのほうが少ない

――どうして今もMCバトルに出続けるのでしょうか?

Rin音 単純に好きだからですね。曲を作っていく上で、バトルに出続けることはリスクが大きいという話も聞きます。でも僕の上手くいったバースを覚えてくれている人はいると思うんですけど、失敗したバースを覚えている人ってなかなかいないんですよ。だからバトルで負けたところで、そこまで気にする必要はないかなと。もちろん負けたときは落ちるときもありますし、上手くいったときはブチ上がります。結局は楽しいか楽しくないかと、自分がやりたいかやりたくないか、だと思うので、やりたい人はやったほうがいいんです。バトルに出たからといって音源が伸びる訳でもないし、僕の中では「楽しいからやる」という答えです。

――進路を検討している読者にメッセージやアドバイスをお願いします。

Rin音 やりたいと思ったタイミングが、いつなのかにもよると思うんですけど、やりたいことがあったら、すぐにやったほうがいいです。高校時代にやりたいことがあるのに、まずは大学に入って落ち着いてからと後回しにすると、そのままやらなくなりがちです。やりたいことと学業が両立できない時点で何もできないのと一緒だと思っていて。僕自身、学校と音楽は両立できました。だから両立できないじゃなく、両立しよう。

――両立できると信じたほうがいい結果も出ますしね。

Rin音 不安要素を考えると山ほど出てくるんですよね。何事も不安じゃないことのほうが少ないですし、100パーセントOKと思って渡れる橋なんてほとんどないので、それだったら1パーセントも99パーセントも変わらないですから。

Information

『cloud achoo』
好評発売中!

【初回限定盤】【CD+DVD】 価格:3,500円(税込)
DVD収録内容:swipe sheep RELEASE TOUR
「色々あって初ツアーがZeppになっちゃったツアー」ダイジェストLIVE映像+ドキュメント

【通常盤】【CD】 価格:2,500円(税込)

<CD収録曲>
01.Blue Diary(TVアニメ『アオアシ』エンディングテーマ)
02.heaven town
03.bless feat.asmi
04.cloud achoo
05.悪運星人
06.sunny hunny
07.glitch switch
08.hell virgo feat.ICARUS
09.beryllium
10.bella
11.Myth
12.specter wedding feat. A夏目
13.Ghost U Clock(花王「サクセス24」 CMソング)

公式サイト

Rin音

ラッパー

1998年生まれ。福岡県宗像市出身。18歳からラッパーとしてのキャリアをスタートさせ、数々のMCバトルで結果を残し、頭角を現す。2019年7月に待望の1stEP『film drip』を配信限定でリリース、HIPHOPシーンにおいて新世代のラッパーとして注目を浴び、全国でもその才能を開花。2020年発表の1stアルバム『swipe sheep』がバイラル・ヒットを記録。ストリーミング総再生回数3億3千万回を突破。「第62回 輝く!日本レコード大賞」新人賞を受賞。現在は、地元・福岡県宗像市の「むなかた応援大使」も務める。

Photographer:Toshimasa Takeda,Interviewer:Takahiro Iguchi