スベっても温かく見守ってくれるのが大宮のよさ

――3月18日、「大宮セブンライブ特別編~さようなら市民会館おおみや。こんにちは新メンバー。~」で、埼玉・大宮ラクーンよしもと劇場を拠点にする芸人集団「大宮セブン」へのメンバ―入りが発表されました。

コマンダンテ石井(以下、石井) ライブ本番まで、僕は入るかどうかも分からない感じだったんですね。安田君はメンバー入りが決まっていたけど、石井君はライブに出てから入る、入らないを決めてください、という感じで。「入ってください」と言葉で言ってもらえたら、事前に「お願いします」と言えたんですが、本番までそんな状態やったんで、心境を語るのは難しいです。

コマンダンテ安田(以下、安田) 気づいたらもうそこにいたというか。ここ1~2年、大宮セブンのみんなとは一緒に行動するようになっていたので。

石井 ずっと事実婚状態ではあったんですけどね。

安田 だから「正式に一員になったんだな」とは思っても、それほど感情の揺れはないです。僕らからしたら「このまま今まで通りにさせてもらいます」という感じですね。しばらくこの楽しい感じが続けばうれしいなと思っています。

――「大宮セブン」の一員になったことで、仕事内容は変わりましたか?

石井 変わらないですね。「それゆけ!大宮セブン」(BSよしもと、テレビ埼玉)という番組が始まり、僕らもラッキーなことに、一緒に出させていただています。

安田 あとは「大宮セブンライブ」という月1で開催される大宮でのライブ。それ以外は特に変わりません。

――マヂカルラブリーさん、すゑひろがりずさんなどの活躍もあり、「大宮セブン」の注目度はますます上がってきていますが、客層を含め、大宮ならでは良さはどこにあるのでしょうか?

安田 劇場自体がそれほど大きくないので、お客さんとの距離が近い。観客数もルミネtheよしもとほどではないので、ちょっとした地下感、密室感というか、狭い世界を作りやすい感じはありますね。だから何でも挑戦しやすいというか、スベってもダメージを受けにくい部分はあります(笑)GAGの福井さんなんかは、とんでもなく長い時間、スベっているのに、それを許してくれるというか、待ってくれるのが大宮のいいところですね。

石井 東京の方も、大宮の方もいらっしゃると思いますが、深いお笑いファンのお客さんが多い気がします。こちらが勝手に「どうしよう、どうしよう」ってなってたり、スベったりしている姿も楽しんでもらえる(笑)。それがいいのか悪いのかは分かりませんが、ルミネだとそういうわけにもいきません。「ウケないと!」ってなってしまいます。

――新番組「それゆけ!大宮」の魅力を教えてください。

安田 自由度ですかね。僕らはそれほどテレビに出ているわけではないので一概には言えないですが。こんなに何も決まってなくていいのかな、と思うくらい。台本があるとはいえ、基本は自由にしてください、という感じです。自由にさせてもらえるのは、本当にうれしいですね。

石井 企画が幅広いです。他のテレビ番組がどんな感じかはわかりませんが、急にスケジュールを押さえられたり、「こんなことすんのや!」ってわかったりするのが前日ぐらいだったりすることもあったりして、いい意味で、手作り感があります。かっちりしていない分、自由にしていいところは、ライブにも通じるなと思っています。