見ているだけで気持ちが温かくなる「おにぱん!」

――ご自身が演じるキャラクターの印象と、共通点などがあったら教えてください。

根岸 私が演じるひまわりは明るく元気、活発で少年みたいな女の子ですが、実は料理や家事が得意でみんなのお母さん的存在でもあります。でも本人はそれを認めたくないというちょっと可愛らしいところもある女の子です。自分との共通点としては、しっかり者のひまわり同様、よく2人にツッコミを入れるんです。つつじは天然で、つゆくさは意図的にボケているところがあります。私も周りに天然というか、不思議な子が多いので、ツッコミをよくする方なんです。ひまわりを演じていく上で、その傾向がさらに強くなってきた気がします。料理や家事は全然できないんですけどね(笑)。

野崎 私が演じるつつじは元気で明るくて、感情の起伏が激しいハッピーな女の子です。明るいことと感情の起伏が激しいところは私との共通点かなって思います。あと私は優柔不断なほうで、いろんな人の意見を聞くと「こっちなのかな?」って揺れ動いちゃったりします。そこもつつじに似ているんじゃないかなと思います。ただ、つつじはすごく好奇心旺盛で、どんどん挑戦していきますが、私は意外と慎重に考えて行動するタイプで。先のことを考える前に行動しがちなつつじとは、その点が違うと思っています。

野中 つゆくさはアイスなど、甘いものが大好きな女の子です。とてもマイペースでクールに見えがちだけど、実はただただズボラなだけ。私は甘いものを好んで食べないので、そこは違いますね。あと、性格も全然違います。あんなに一人で自由にどこかに行かないし、ちゃんと人の話を聞いて動くと思います(笑)。つゆくさは自分が思ったことを2人に言わず、一人で行動してしまいますが、私は「みんなどう思う?」と聞く方なので、その辺りも正反対だなって思います。ただ、つゆくさの一人の時間が好きなところはすごく似ているなと思います。私も時々、一人の時間が欲しいなと思うタイプです。

――「おにぱん!」の見どころを教えてください。

根岸 鬼のイメージアップという使命に向かって3人のおにっ子たちがめげずに頑張っていく物語です。3人だけでなく周りのキャラクターたちもすごく個性が強いので、とても面白いです。ちょっと使命から脱線してしまうところもかわいらしくて、思わず応援したくなるので、その辺りもぜひ注目してほしいです。

野崎 鬼の女の子3人が主役という、他のアニメにはない設定が大きな魅力だと思います。イメージアップのために3人が一生懸命頑張っていく姿は、私も心を打たれるし、見ているだけで心が温かくなると思います。

野中 3人のおにっ子が都会に出てきて、毎日喜怒哀楽しながら頑張っていくお話です。色彩もカラフルで、かわいいですし、このアニメを見ると、毎日が色鮮やかになって「今日も頑張ろう」と思える作品になっています。