俳優の仕事は一生続けていきたい

――東京に戻られた大学1年生のとき、「MEN’S NON-NO」のオーディションでグランプリを獲得されましたね。

中川 どうしたら芸能界に入れるんだろうと考えていたころ、大学の先輩が「MEN’S NON-NO」のモデルをしていることを知りました。建築の免許も取っていて、モデル業と学業を両立している先輩はかっこいいと思ったし、応募したところで誰にもバレないだろうと(笑)。オーディションでグランプリを取ってからしばらくはフリーで活動したあと、今の事務所に所属しました。「MEN’S NON-NO」の編集の方に「『MEN’S NON-NO』に入ると大学を辞めてしまう人は多い。でもせっかく両立できているのだから、卒業してほしい」と言っていただきましたし、自分自身なんとしても卒業したかったので、大学3年生までは学業と「MEN’S NON-NO」中心の生活でした。大学3年生で単位をほぼ取得できて、4年生の段階ではゼミに行くだけという感じになったタイミングで、編集部の方にお願いして、一緒に事務所を探していただきました。

――俳優として生きていこうと覚悟を決めたのはいつ頃でしょうか?

中川 事務所に入るときだったかもしれません。ちょうど周りが就活をしていた時期なので、自分も就活するという選択肢がなかったわけではなかった。でも自分が一番興味あるものを、と思って覚悟を決めました。ただ、この仕事を始めた頃から、何かあったからといって特にやめようとは思っていなかったし、一生続けていきたいなとずっと思っていました。年代ごとにいろんな役を演じられるっていいですよね。80歳になってもできる役がある。そんな仕事は役者以外にないんじゃないか、と先輩方を見ていても思ったんです。

――今後挑戦したいことをお聞かせください。

中川 映画が好きでこの仕事を始めた以上、映画にもっと出演したいですね。「愛がなんだ」や「花とアリス」のように、役に入り込めるような映画の現場に、今年は身を置けたらなと思っています。

――最後に、進路選択を控える読者にメッセージをお願いします。

中川 僕は悩んだ結果、自分の好きな「絵」で大学を選びました。最もエネルギーを傾けられるのはやはり自分が好きなものだと思います。だから自分が一番好きだと思うものに進んでほしい。とはいえ、自分の好きなものがわからないという人もいると思います。それでも純粋無垢だった子どもの頃に好きだったものは必ずあるはず。僕でいうなら、レゴですね。大学で建築学科に進んだこととつながっていると思いました。心から好きなものを見つけて、夢中になって進んでいってください!

Information

木ドラ24「花嫁未満エスケープ」(テレビ東京、他で放映中)
毎週木曜0時30分~1時

出演:岡崎紗絵 浅香航大 中川大輔 美山加恋 小林涼子 松村沙友理
原作:「花嫁未満エスケープ」小川まるに(ライブコミックス)
脚本:桑村さや香
監督:堀江貴大 亀谷英司 鈴木統
©「花嫁未満エスケープ」製作委員会

彼氏の尚紀と付き合って7年。同棲生活も5年目を迎えマンネリ気味の日々を過ごしているゆう(岡崎紗絵)。なかなか結婚に踏み切らない尚紀(中川大輔)にモヤモヤするなかで、誕生日でのちょっとした出来事で怒りを抑えきれなくなって家を飛び出し、勢いで帰省してしまう。そこで高校時代の元カレ・深見(浅香航大)と偶然再会してしまい・・・。今カレと元カレ、幸せな結婚をするために、ゆうはどちらを選ぶのか。「結婚適齢期」を迎えたアラサー主人公のリアルすぎる、トライアングル・ラブストーリー。

公式サイト

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中川 大輔

俳優・モデル

1998年1月5日生まれ、東京都出身。2016年、MEN’S NON-NOのオーディションでグランプリ獲得。2019年4月「俺のスカート、どこ行った?」(日本テレビ系)でドラマデビュー。主な出演作は「仮面ライダーゼロワン」(2019年・テレビ朝日系)「ボイスⅡ 110緊急指令室」(2021年・日本テレビ系)、映画「味噌カレー牛乳ラーメンってめぇ〜の?」(2022年)など。2022年6月3日公開予定映画「極主夫道 ザ・シネマ」では、玉木宏演じる黒田龍と対立するヤクザクループの一員・井田昇役で出演予定。

Photographer:Takaaki Tsukahara,Interviewer:Tetsu Takahashi