虹コンの歴史を辿る趣向を凝らしたメドレー

ここでスクリーンに、2014年に行われた虹コン結成のきっかけとなったクリエイターアイドル「つくドル!」発掘オーディションの告知映像が流れ、ポップアップから的場と中村朱里が登場。ここからはメドレータイムで、加入順にメンバーが加わっていき、当時の映像が流れるスクリーンをバックに年代順に曲を繋いでいくという趣向。

まずは結成メンバーの2人で、前山田健一が手がけた虹コン初期の楽曲「女の子むてき宣言!」を愛らしくパフォーマンス。続いて鶴見が登場すると、「電撃タクティクス」をドラマティックに熱唱する。大和と大塚望由が加わった「↓エイリアンガール・イン・ニューヨーク↑」では、MVでもお馴染みの大塚が白目を剥くオープニングから、虹コンにしかできない独特なグループを展開。岡田彩夢、隈本、清水理子、蛭田愛梨、山崎夏菜と5人が合流した「✝ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド✝」では、スピーディーなサウンドに乗せて、疾走感のある歌とダンスで不敵に迫る。ポップアップから桐乃みゆが飛び出して始まった「心臓にメロディー」では赤いライトに照らし出されながら訴求力のある歌を届け、最後に石原愛梨沙と神田ジュナが加わると「ココロPRISM」を爽やかに歌い上げ、中でも大塚のシャウトが胸を打つ。

13人が揃った後もメドレーは続き、おもちゃ箱をひっくり返したような騒々しさの「天文学的ノンフィクション」、歯切れのよいホーンと語りかけるような歌声が心地よい「真夜中のテレフォン」、虹コン流ファンクとも言うべき「美味いものファンクラブ」、そしてラップを取り入れたアッパーなナンバー「ブランニューハッピーデイズ」でメドレーを締めくくった。

スクリーンにメンバー一人ひとりの自筆イラストと共にアイドルへの思いを語る映像が流れた後、ギラギラしたライトを浴びながら、シルバーにメンバーカラーをあしらった衣装に着替えた13人が再び登場。

力強い歌とダンスが勇ましさすら感じさせる「戦場の聖バレンタイン」、野太いベースラインに乗せてファンキーに疾走する「Luv♡Unbalance」、不穏なビートで妖しく蠢く「chaos and creation」、キレキレのダンスでステージを躍動するディスコナンバー「ジャスナウ!」とセクシーで大人の虹コンを見せつける。

ここでMCに突入、的場は「夢って本当に叶うんですね。夢が叶ったときの気持ち、ここに自分が立ったときにどうなるんだろうなと、ここに来るまで考えたんですけど、実際の今の気持ちは、めっちゃ楽しい~!めっちゃ幸せ~!」と絶叫、会場からは大きな拍手が贈られた。さらに的場は続けて、「ここにいる虹コンだいすきマンの皆さんの中には、夢がある方がたくさんいると思うんです。その方々に、今日のライブを見て、少しでも希望を感じてもらえたらいいなと歌いながら思いました。夢があっても、なくても、毎日生活していれば、いろんなことがそれぞれあると思います。そんなときに今日のライブだったり、虹コンのことを思い出して、ちょっと幸せだなとか、笑っちゃうなとか、そういう風に皆さんの生活の中に、これからも彩りを与えられたらいいなと思いました。笑わせたり、幸せにしたり、時には泣かせてしまうこともある私たちですが、アイドルというのは、どんなときでも救いになるヒーローみたいなものだと思っています。これからも皆さん、虹コンのことを見て、たくさん笑っていただけたらなと思います」と思いを届けた。

続く清水は「今日は皆さんの大切な時間を私たちにくださって、素敵な景色を見せてくださって、本当にありがとうございます。私たちは数えきれないぐらい皆さんから、いつも幸せをもらっています。それは時にお手紙だったり、今日光らせてくれているサイリウムの光だったり、ありがとうって言葉だったり。皆さんとの一つひとつの出来事が、私たちにとってはかけがえのないもので、大切で尊いものだなと日々感じます。それを今日こうやって日本武道館に立って、私たちが夢を叶えることで、みんなにお返しできるかなと思って今日はここに来たんですけど、また皆さんからたくさん幸せをもらってしまいました。だから私たちは、これからも幸せを返していかないといけないですね。そうやって幸せが連鎖するファンの皆さんとアイドルの関係って本当に素敵なものだと思います。そう思えるのも皆さんのおかげです」と感謝の気持ちを語り、「私たちは今日、夢を叶えました。めちゃくちゃ幸せです!皆さんも幸せですか?」と問いかけると、大きな拍手が鳴り響いた。

鶴見は「アイドルが何かをよく知らないまま虹コンに入って7年半。ずっと前を向いて進んでは来たんですけど、どこか自信がなかったような気がします。そんな中で少し背伸びをして、挑戦することになった日本武道館公演。いろんな意味で不安があったんですけど、みんなで毎日集まって、準備を重ねていくうちに、もともと仲は良かったんですけど、こんなに同じ方向を向いて頑張れるグループだったんだってビックリしました。虹コンは7年半経っても、まだまだこんなに魅力があるんだなって。これなら、このメンバーとどこまでも行けるなって感じて、その思いが日に日に強くなっていく期間でした」と日本武道館公演までの日々を振り返り、「その集大成として、ここ日本武道館に立っている私は、ようやく本当の意味で誇れるアイドルになれたんじゃないかと思います。まだ世界が大変な状況の中、日本武道館で皆さんと会えて本当に良かったです。この誇りと愛を胸に、虹コンはこの先も歩んでいくことができます。一緒に歩いてくれますか?」と問いかけ、大きな拍手を浴びた。