幕開けから圧倒的な熱量でパフォーマンス

開演を告げる「overture」に乗せたオープニングVTRと共に、ステージからの青いスポットライトが客席を照らす。映像の終盤、紹介映像に合わせて一人ひとりのメンバーに頭上からスポットライトの光が浴びせられ、幕明けを飾った「hide-and-seek」へと流れた。

グループはステージの上段から下段へ。力強いリズムとヴォーカルに合わせて、寸分たがわずステップを合わせる9人のメンバー。動きに合わせて、客席のペンライトも前後に揺れる。続く「BADASS」のイントロでは重厚なギターの音色が客席を包み、曲中では田中洸希が、ヒューマンビートボックスでスクラッチ音を響かせた。

ノンストップで続く「La Vida Loca」では、情熱的なパフォーマンスを披露。池田彪馬らヴォーカル陣がのびやかな歌声を聴かせ、ジャン海渡のラップでステージの空気もガラッと変わる。「PANDORA」では、冒頭からメンバーのパートがめまぐるしく切り替わり、ヴォーカル陣もたがいの顔を見合わせながら歌声を響かせた。

次の「Pioneer」では“Go Super Dragon Keep it Real”と、印象に残るフレーズを連呼。冒頭5曲で早くも客席の心をグッと引き寄せたグループは、MCへと進んだ。

ステージ右手から、古川毅、柴崎楽、池田、松村和哉、ジャン、志村玲於、飯島颯、伊藤壮吾、田中の順番で自己紹介。メンバーは、ステージから「みなさん、俺たちの熱量に付いて来れますか!?」「最後までぶち上がっていけますか!?」とファンの“BLUE”たちを鼓舞した。