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「まずは動く」が琉球風水の考え方

――琉球風水とはどのようなものでしょう?

シウマ 簡単に言うと「自分のための風水術」です。ルールがあってルールがない。一般的な風水のイメージって、たとえば「西に黄色いものを置くと金運アップ」とかですよね。だけど琉球風水的には、本人が黄色を好きじゃない場合は置かないほうがいいんです。なぜかというと、部屋に好きじゃない色があるとストレスになるから。ルールに則った行動をするより、自分が心地よくいるのが開運の鍵です。

――開運の鍵は人によって違う?

シウマ 基本は違いますね。琉球風水は自分自身で選ぶんです。「これを置きなさい」と指示するのではなく、いくつか提案して「この中であなたが心地よくいられるのはどれ?」とナビゲーションします。

――シウマさんは数字を使った独自の開運術「数意学」が話題ですよね。これも、琉球風水に基づいた考え方なのでしょうか?

シウマ そうですね。琉球風水の基本は掃除なんですが、掃除って苦手な人にはハードルが高いですよね。元気がないときは尚更。そんなとき、簡単に行動を起こせるのが数字を使った開運術です。スマホの暗証番号を変えるとか、朝起きるときのアラーム時刻を変えるとか。それなら元気がなくてもすぐにできますよね。変えた時点で、気持ちが少しだけ前向きになる。そこから開運が始まるんです。

――行動と気持ちを変えることが鍵なんですね。

シウマ 「まずは動く」が琉球風水の考え方です。行動を起こさないと何も始まらないですから。

簡単にできる数字を使った開運法

――勉強や仕事、友人関係、恋愛など、身近なことに実践でできる開運術はありますか?

シウマ 例えば、勉強するにあたって効果的な数字は「25」です。勉強するとき、25分集中したらいったん教科書を閉じてみてください。体内時計的にも、25分は勉強に向いています。

――シウマさんも学生時代は実践されていたんですか?

シウマ いえ。母が琉球風水の師匠なので知ってはいましたが、学生時代はまだ琉球風水を使ってません。

――お母様から琉球風水のお話を聞くことはありましたか?

シウマ はい。母が、相手チームのエースの背番号と生年月日と名前から性格を読み取って、「この選手は強気な性格だからここで勝負をしかけてくるはず」などと教えてくれました。最初はそんなわけあるかと思いましたが、実際その通りでした。母に従ってみたら、盗塁王になったり、打撃4割をキープしたり。

――琉球風水を勉強にも活かしたりは?

シウマ いえ、勉強はまったくしてませんでした(笑)。僕は受験をしたことがないんです。高校も大学も推薦だったので。

――恋愛に効果のある開運術を教えてください。

シウマ 片思いしている人は「17」を使ってコミュニケーションをとるといいです。たとえばLINEを17分に送るとか。17は思いが伝わる数字。また、高い目標を定めるときや自分磨きにもいい数字です。

――たとえば17文字で送るのはどうでしょう? 俳句なら5・7・5で17文字です。

シウマ 17文字でもいいですよ。俳句は古風で印象に残るかもしれないですね(笑)。

――友人関係で使うといい数字はありますか?

シウマ 聞き上手や協調性を意味する数字は「5」です。だからLINEグループを作るなら5人スタートがいいです。そうすると仲が崩れにくくなります。また、人見知りしてしまう人は「13」を使ってください。3や13は、明るく前向きなキャラ、愛されキャラの数字です。数字を待ち受け画像にすると陽気な一面が出てくるので、友達を作りにくい人は試してみてください。

――スポーツで使うといい数字はありますか?

シウマ どうしても勝ちたいときは「29」を使います。だけど、個人競技と団体競技で必要な要素が違います。個人競技であれば勝負事に強い29ですが、団体競技は周りとの協調性が大切なので「15」がいいですね。29だと一人ひとりの我が強くなりすぎるかもしれません。チーム全員で勝ちにいくなら、全員が29にまつわるグッズを持つといいですよ。

――反対に、避けたほうがいい数字はありますか?

シウマ それは言わないほうがいいかなと思っています。意識するあまりネガティブになってはよくないので。

流れに身を任せて今に至る。野球の道を諦めた理由

――シウマさんのキャリアについて教えてください。最初から琉球風水の道に進もうと考えていたんですか?

シウマ いえ、推薦で大学に行って、社会人野球の選手を目指していました。ですが、野球の道へ進もうとすると、必ず妙な出来事が起こるんです。入団テストに受かったチームの廃部が決定したり、テストの日に限って今までしたことがないような捻挫をしたり。そのあとはアメリカの独立リーグへ行こうとしたら9.11が起きて……。野球の道へ行こうとすると、何かしらが阻むんです。

――不思議な何かが、シウマさんに野球を辞めさせたがっていた……?

シウマ そうだと思います。当時はうまくいかないことで苛立ちましたが、今ならわかる。と言うのも、先祖からのメッセージで「野球の道じゃないよ、琉球風水の道だよ」と伝えてくれたのでしょう。すべてがつながって今に至ります。

――野球の道が絶たれたあとはどうされたのでしょう?

シウマ 野球を辞めて何をしようか考えたとき、今後どの道に進んだとしても琉球風水は役に立つから勉強していた方がいいと母に勧められ、確かにと思い、勉強しました。それで、最初はほかの先生たちから琉球風水の基本を学び、そのあと母に師事しました。風水を学んだあと東京に出てきました。それまでの僕は沖縄しか知らなかったから、外の世界を見てみたい気持ちがありました。

――いつ頃、このお仕事でやっていこうと決めたのでしょうか?

シウマ この仕事でやっていこうと思ったことはありません。上京してすぐはジムのインストラクターをやっていましたし。そこで一緒に働く人たちを鑑定してるうちに、口コミというか、自然な流れで今に至ります。自分の意志というよりは、流れに身を任せた感じです。

――バラエティー番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)で一躍ブレイクした印象がありますが、ご出演のきっかけを教えてください。

シウマ マネージャーに番組制作の方から連絡があり、オーディションを受けて、収録に参加させていただきました。それが無事にオンエアされて、ありがたいことに、現在もお声をかけていただいてます。

自分が心地よく生きることで運が開ける

――『シウマさんの琉球風水開運術!』の見どころを教えてください。

シウマ 僕は、重要なのは「伝える」ことだと思っています。今まで、風水の本は難しいと感じる方もいたと思いますが、この本は小学生や中学生にも伝わる表現を選びました。

――イラストも多くて、とても読みやすいですよね。

シウマ 最初のほうは琉球風水の歴史や決まりごとも書いていますが、それ以降は日常生活で実践できる開運術が満載なので、気軽に手にとってほしいなと思います。

――たしかに、どれも実践しやすいと感じました。

シウマ まずは行動しないと始まらないですから、誰にとっても行動しやすい開運術を紹介しています。たとえば、通学・通勤するときの改札の選び方だとか。

――どう選べばいいのでしょう?

シウマ 人混みを避けて、なるべく空いている改札を選ぶなどですね。琉球風水の考え方では動線の確保を重要視します。パーソナルスペースを確保することが大切。僕は常に、スムーズに動ける道を選んで歩きます。

――パーソナルスペースを確保するのは、気持ちに余裕を持つためですか?

シウマ はい。せっかちな世の中だからこそ、間を取ることを心がけ、ゆったりと余裕を持つ。

――最後に、読者へのメッセージをお願いします!

シウマ 日常のちょっとした意識の改革で運は開ける。それを知ってほしいですね。

Information

『シウマさんの琉球風水開運術!』
著者/シウマ
好評発売中!
定価 /本体1300円+税
判型 /A5判144P オールカラー
発売 /株式会社KADOKAWA

KADOKAWA

シウマ

琉球風水志

1978年生まれ、沖縄県出身。琉球風水師 である母の影響で琉球風水を学び始めたのち、姓名判断や九星気学などを基にした独自の「数意学」を考案。延べ10万人を鑑定、多くの企業経営者、著名人からの支持を得ている。主な著書は『琉球風水志シウマが教える 身の回りをパワースポットに変える数字の魔法』(講談社)、『スマホ暗証番号を「8376」にした時から運命は変わる!』(主婦と生活社)など。『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)など多くのメディアやイベントへの出演、YouTubeチャンネル『琉球風水志シウマの「Let`s開運」』で動画配信も行っている。

Photographer:Masahiko Matsuzawa,Interviewer:Saki Yoshitama