友達になった延長線上に今の仕事がある

──お二人は中高時代どんなことに熱中していましたか?
Mamiko 私は中学でも高校でも部活に入っていなかったので、学校が終わったらすぐに帰ってお笑いライブを見に行くか、ラジオを聴くかでした。ハマってたものは、お笑いとラジオ……あとは漫画くらいかな。

Rachel でも、その熱中の仕方が半端じゃなかったよね。

Mamiko お笑いは本当に大好きだったんです。中高のときは「ヨシモト∞ホール」に行っていました。あとはラジオからお笑いにハマったというパターンもありました。くりいむしちゅーさんとか、おぎやはぎさんとか。チーモンチョーチュウさんも好きでしたね。ブロードキャスト!!さんとかアームストロングさんとか「ヨシモト∞ホール」で人気のあった人たちは軒並み大好きだった!

──一方、Rachelさんは?

Rachel 中学生のときはアニメがすごく好きでした。よく深夜アニメを録画していました。当時、流行っていたのは『らき☆すた』!自力で開拓しては、アニソンのCDとかも探したりする中学時代でした。それからアニメとは関係ないところでバンド系の音楽も好きだったので、よくCDを借りていました。

──当時は趣味だったと思うのですが、それが現在の仕事に繋がっていると感じることはありますか?

Mamiko すごくありますよ。私がお笑い好きと知ったスタッフさんを通じてお仕事をもらったりとか、芸人さんと番組で共演させていただいたりしてます。やっぱりずっと好きで熱狂的に追い続けてると、何かしら活かされることは多いです。

Rachel 中学時代の自分と今の自分は別人みたいだけど、やっぱりどこかで繋がっているんですよね。昔から好きだったバンドと共演するときはこの活動をやってよかったなと感じるし、自分たちの楽曲にもおのずと昔から好きだったバンドテイストが入ってくるし。

──現在のchermicoの音楽性も、十代の頃の影響は色濃く反映されているということですか?

Rachel もちろんです!そもそも私とまみちゃん(Mamiko)は「RIP SLYMEがすごく好き」という共通点があったから友達になりました。その延長線上に今の仕事があるので、やっぱり切り離して考えることはできないです。